映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を先週末に先行上映で鑑賞しました♪

この作品は、考古学者であるインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が秘宝を求めて世界を駆け巡る冒険活劇の19年ぶりとなるシリーズ第4弾。
今作は前作から18年後の設定であり、1950年代を舞台に神秘的なパワーがあるという秘宝「クリスタル・スカル」を求めて冒険の旅に出るインディ・ジョーンズと仲間達の活躍を派手なアクションシーン中心に描いたストーリー。

ストーリーの時代は1957年。
大学で学生たちに考古学を教えているジョーンズ博士は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝「クリスタル・スカル」を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。
しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うスバルコ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連軍が立ちはだかり、様々な困難と立ち向かう。

前作の悪役はナチス、今作の悪役は冷戦時のソ連。
そんなにジョージ・ルーカス監督は、アメリカを正義の味方に仕立て上げたいのか?なんて言うツッコミは向こうへ置いておいて、久しぶりの作品だったにも関わらず、派手なアクションシーンとスリルを味わえるカメラワークは以前と変わらず。
インディも年齢を重ねていて、体力的な衰えも多少は感じたが、それでもあそこまで動き続けるのは、ある意味脅威ですね。

いきなりインディがソ連軍に拘束されている所から始まるのだが、初っ端から派手なアクションシーンが展開されているのを観て、まさしくインディ・ジョーンズだなと思わせてくれました。
ソ連軍からの魔の手を長年の経験と機転で幾度に渡るピンチを乗り越えていくシーンはハラハラしながら、どこか笑わせてくれました(笑)

ただ、あの核実験から逃れられたシーンは、ありえないなと思いました。
冷蔵庫に入っただけで無傷で逃れられるものなのだろうか?
核爆弾だったら冷蔵庫すら溶かしてしまうくらいの破壊力があると思うのですが(謎)
それにゴシゴシ洗っただけで放射能を排出できるものなの?

そんなインディにマット・ウィリアムズという若者が近づいてくる。
マットはインディに「クリスタル・スカル」という秘宝の存在を伝え、インディ達は、その秘宝を探すべくペルーへと足を運ぶ事に。
そこでもソ連の工作員に目をつけられて追われる事に(爆)

ここでもスリルあるアクションシーンが展開されていくのだが、後で振り返って見ると、結局、インディ達は逃げているばかりなのではなかっただろうか?
逃げるインディに、それを追う悪役集団。
「インディ・ジョーンズ」シリーズお決まりのストーリーの流れではありましたが、それでも目を離せない展開の連続に時間が経つのも早く感じてしまう程、見応えあるシーンが満載でした。
もっとも、滝つぼに3回も落ちるシーンなどツッコミ入れたくなるような場面も何点か見受けられましたが(汗)

肝心の秘宝は正直肩透かしを食らってしまった印象が残ってしまいましたが、ある意味、現実離れしているからこそ「秘宝」なのでしょう(笑)
しかし、もしも自分がインディだったら、この秘宝を探す為に、わざわざペルーまで来たのかなんて思っちゃうかも。

インディ役のハリソン・フォードは、とても60代とは思えないような動きで、まさにインディは彼にとってハマリ役と言えるでしょう。
自分も、あんな感じで歳をとりたいです(笑)

ソ連の工作員役という役柄だったスバルコもタフな女性ですね。
運転中にインディに後ろから車でぶつけられたのに平気だったし、人食い蟻から逃れる時も長い時間ロープにぶら下って人食い蟻から逃れたり。
でも、あそこまで激しく後ろから衝突されたら、普通の人間なら首を痛める筈だが(謎)

19年ぶりの作品となった「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
最近、TVの地上波でも過去のインディ・ジョーンズシリーズを放映しているが、何年経ってもインディ・ジョーンズは変わっていない事を実感した作品でありました。

最後のシーンを観ていると、これでインディ・ジョーンズも終わりなのかなと思いきや、続編の雰囲気を感じるような終わり方でしたね。
エンドロールでは、お馴染みのテーマ曲も聴けたし(笑)

それにしてもパパ(ショーン・コネリー)は、いつの間にか死んでしまったようですね。
それはそれで残念でした(涙)

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 オリジナル・サウンドトラック
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 オリジナル・サウンドトラック

この記事へのコメント

2008年06月21日 09:29
TBありがとうございます。
ヘンリーパパが写真になってしまったのが残念でしたね。
今作ではインディは58歳。父親と言えどもまだまだ長生きできそうなお年でしょうが、時代が時代ですしね。
それよりマーカスも、ってところが笑えました。
笑うところかどうかは分りませんが(笑)
2008年06月21日 21:24
はじめまして、ホーギーと言います。
1年以上前からこの日を楽しみにしてきましたが、ついに観てきました。
心配していたハリソンの年齢からくる表情や体型に老いは感じるものの、その圧倒的な存在感やまだまだやれるアクションシーンに安心しました。
そして、見事なストーリー展開と怒濤のアクションシーンは健在で期待とおりの内容に大満足の2時間でした。
これぞ元祖トレジャーハント&アドベンチャー&アクション映画ですね。
本作はハリソンのほか、懐かしのマリオンの再出演、オスカー女優のケイト・ブランシェット、いま売り出し中の若手シャイア・ラブーフとキャスト陣も楽しませてくれました。
噂によると数年後に更なる続編との話もあるようですが、どうなることでしょうか?
ということで、これからもどうぞよろしくお願いします。
それとTBもお願いします。
2008年06月22日 09:43
>たいむさん
こちらこそTBありがとうございます。
インディがいつの間にか父親になってしまいましたが、やはり体力勝負のシーンが多いだけに、インディを演じるのもきついでしょうね。

 >ホーギーさん
はじめまして。
インディは老けてしまいましたが、派手なアクションシーンの連続にはインディ・ジョーンズが帰って来た事を実感させられた内容でした。
続編も観てみたいけど、ハリソン・フォードの体力次第となるでしょうね。
TBしておきました。
これからも宜しくお願いします。
2008年06月23日 08:37
こんにちは!
ハリソンは頑張ってくれましたね~
来日して数多くのTV出演をしていましたが、その姿を見る限りでは、「年をとったなぁ~」という印象で、ちょっとインディ役に不安も抱いたほどでした。
ところが!!帽子に鞭で小汚いシャツ&ズボン姿のハリソンは、どこからどう見てもインディで、軽快なセリフや物腰一つ一つに嬉しくなっちゃいました~
SF展開になった時はちょっとビックリしましたが、、、今ではそれもアリかな、と思います♪
だって、、、インディ・ジョーンズですものね(笑)
2008年06月24日 00:40
>由香さん
こんばんは。
ハリソン・フォードも老けてしまいましたが、映画を観て、やはりインディだなと思わせてくれました。
以前とは映像技術も変化しているのでSF展開になってしまうのも仕方ないかもしれません。
2008年06月30日 20:32
見てきましたー!
私も“秘法”には正直「え゛ー!?」でしたが。
>現実離れしているからこそ「秘宝」なのでしょう(笑)
なるほど!そう思えばちょっとツッコミもおさまりました(^^;)!
でもでもおもしろかったです♪
2008年07月01日 00:57
>マキサさん
秘宝の結末に関しては引いてしまいましたね(笑)
それでも久しぶりに鑑賞したインディ・ジョーンズは、やはり面白かったです。

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