映画「アンストッパブル」

映画「アンストッパブル」を鑑賞。

この映画は、実際に起こった列車暴走事故を基に、危険な薬物を大量に積載したまま無人で暴走し始めた貨物列車を、二人の鉄道マンが止めようと奮闘するサスペンス・アクション。
「クリムゾン・タイド」「サブウェイ１２３ 激突」など、これまで何度もコンビを組んできたトニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンが、この作品でも再びタッグを組む。

ストーリーは、操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。
大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。
事態を察知したベテラン機関士フランク（デンゼル・ワシントン）は、この日初めてコンビを組んだウィル（クリス・パイン）と共に、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かっていく。

人的ミスがきっかけで、大惨事を引き起こしてしまう事故は実際にもある。
今回の映画も実話を基にした作品であるそうだが、劇中内では化学物質や燃料などを積んで高速で走り続ける無人列車を観続けて気が気でなかったです。
クライマックスなんて、まさに手に汗握る展開でしたから。
貨物列車の名前が「777」なので、「暴走鉄道777」と言ったところでしょうか(爆)

かつて観た映画「スピード」を連想させるような展開。
最近のアクション洋画の中でも、迫力という点では自分の中では屈指の作品。

暴走を続ける貨物列車の迫力を、正面・横・空中から複数のカメラでとらえる事で、重量感とスピードも加わったし、子供達を乗せた列車がニアミスしたり、馬を乗せた車が危機一髪のところで衝突を回避させたり、本当にハラハラドキドキの展開。
劇中内では死者が出なかったようだが、実話でも死者は出なかったのだろうか？

貨物列車の暴走の脱線阻止に挑んだフランクとウィル。
ともに家庭や仕事で複雑な事情を抱えていたが、目の前に課せられた職務を遂行する姿には感服させられた。
いくら仕事とは言え、住民の為に自らの命を捨てるような行動なんて、なかなか出来るものではありません。

約１時間30分の短い上映時間だったが、最初から最後まで盛り上げてくれました。
このような作品は、スクリーンで観る事をお薦めしたいです。

アンストッパブル (デンゼル・ワシントン、クリス・パイン 出演) [Blu-ray]

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Comments

[たいむ]

時間も長からず短かからず、手に汗握る展開を満喫でした。
2011年の映画ライフは良いスタートが切れて良かったですｗ

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＞たいむさん
１時間半程度の上映時間でしたが、中身の濃い映画でした。
私は元日に「相棒」を観ましたが、こちらはスッキリしなかったけど、この「アンストッパブル」は、逆にスカッとさせられましたｗ