映画「GANTZ:PERFECT ANSWER」

５月１日のファーストデーに映画「GANTZ:PERFECT ANSWER」を鑑賞。

この映画は、奥浩哉の人気コミックを、前・後編の2部作で映像化したSFアクション超大作の後編。
死を迎えた男女達が黒い謎の球体「GANTZ」に召集され、「星人」と呼ばれる強敵たちとの戦いを繰り広げる様をダイナミックに描いた作品。

ストーリーは、死を迎えるその瞬間、黒い謎の球体「GANTZ」に呼ばれた男女達。
幼馴染みの玄野（二宮和也）と加藤（松山ケンイチ）もまたGANTZに召集され、「星人」という異形の者との戦いを強いられていた。
玄野は戦いの中で生き抜くことを選び、加藤は暴力と戦いを否定する。
そして、終わりのない戦いの過程で、２人はある選択を迫られる事になる。

前編から約３ヶ月。
これまでのシリーズものより、随分とインターバルが短いような気がしますが、製作者や出演者側の事情もあると思うので、そこはスルーしておきましょうｗ

GW、日曜日、1,000円で鑑賞出来るファーストデーが重なった、自分が行って来た映画館は人でいっぱい。
当日券を求める人達で大行列は予想通りｗ
もっとも、自分は前日のうちにネットで座席を予約していたので、並ぶ必要もなくチケットを受け取りましたが。

二宮和也、松山ケンイチ目当てなのか、若い女性が多かったし、一応、原作が青年誌で連載しているので、自分と同じ年くらいの男性も多数いました。

さて、ストーリーの方に話を戻しますが、GANTZに召還されたメンバーが増え、そして敵も増えて、アクションシーンでは前回は子供向けゲームみたいでしたが、今回は前編と違って迫力あり。
しかし、前編と違うところは、後編では一般人まで「星人」との戦いに巻き込まれている事。
劇中内での玄野がその事に触れていましたが、何でそのような展開になってしまったのでしょうかね（謎）

前編終了時に残った謎としては、「GANTZ」の呼ばれたメンバーは、どのようにして召還されたのか、そして何で「星人」と戦い続けなければいけないのかの２点。
結局、いずれも謎のまま。(自分の理解力がないだけ？)
何で小島多恵(吉高由里子)が最後の標的にされたのかも、イマイチよく解らなかったし、重田(山田孝之)の存在にしたって、別にいなくても良かったような気がしなくもない。

サブタイトルの「PERFECT ANSWER」というのが鑑賞前から引っ掛かっていたのだが、実際に鑑賞してみて、それが「PERFECT ANSWER(完璧な答え)」なのかと思い、何だか釈然としない部分がありました。
でも、PERFECTかどうかはともかく、そのANSWERによって救われた人がいたのも事実なので、戦いを終えさせられたという点に関しては認めたいですね。

GANTZ 31 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
2011-04-19
奥 浩哉

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Comments

[シムウナ]

ガンツに関する謎は、原作にはない
解釈を期待していたのですが残念ながら
提示されなかったですね。
最後の決断は私は好きでしたが、
周りの観客たちはざわめいており
なんじゃこりゃ～が渦巻いてました。

[FREE TIME]

＞シムウナさん
結末は原作とは異なるようでしたが、自分としては「これでいいのか」と思いたくなるような結末でした。
ざわめいた観客の人達の多くは、原作を読んだ人なのでしょう。

[にゃむばなな]

ほんま、どこが完璧な答えだったんでしょうね？
でもまぁ戦う二宮クンが格好良かったら、それでいいのかも？

[FREE TIME]

＞にゃむばななさん
玄野にとっては完璧な答えだったという事でしょう。
それでも、これでいいのかと思ってしまいますねｗ