映画「テルマエ・ロマエII」

映画「テルマエ・ロマエII」を鑑賞しました。

古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップするヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した「テルマエ・ロマエ」の続編。
新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、再度日本と古代ローマを行き交うさまを描く作品。

ストーリーは、ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス（阿部寛）は、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリップ。
そこで風呂雑誌の記者になっていた真実（上戸彩）と再会を果たすも、やがてローマ帝国を二分する争いに翻弄される事になる。

前作から２年。
今年もＧＷ公開でしたが、何か意味でもあるのでしょうか？

今回も古代ローマのセカイから現代にタイムスリップしては、新しいテルマエの文明を開発していくといったもの。
時にはマッサージチェアやバスクリン、時には子供用のウォータースライダー、時には木桶風呂、時にはユートピア。
こうして挙げてみると、風呂の文化も多種多様ですね。
単に前作で描かなかったものを描いているだけのようにも見えましたがw

全体的な感想としては笑えるシーンも多かったけど、ワンパターンだった印象も否めず。
悩んでは現代にタイムスリップするシーン、それを繰り返す毎に「またか」と思ったのも事実です。
それと古代ローマでも、ルシウスの希望で混浴を導入したはいいけど、効果はあったの？

ケイオニウス(北村一輝)の実であるジェイオニウス(北村一輝)が戻ってきた理由もイマイチ掴めず。
ケイオニウスに成りすまして、やりたい放題やっていたのも謎。
何かケイオニウスに怒鳴っていたけど、弟に恨みでもあったのだろうか？
そんなジェイオニウスが、ケイオニウスの偽物である事がわかった途端に取り巻き達が離れていったシーンに、何故か「北斗の拳」のアミバを思い出してしまったｗ

あと、この映画に日本相撲協会が協力したのは驚きました。
まさか、本物の力士を登場させるとは・・・。
封建的なイメージが強い相撲界ですが、最近はオープンになりつつあるようですね。

この映画でもロケ地として使われていた草津温泉。
自分にとって、草津温泉は未踏の地なのですが、地理的にも遠くはないので行きたくなりました。
実際にユートピアなのかも確かめてみたいですよ。

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Comments

[ふじき７８]

> 今年もＧＷ公開でしたが、何か意味でもあるのでしょうか？

一応４月２６日（よい風呂の日）公開、というダジャレ発想で公開されてますね。前作も同じような日付で公開されたかどうかは知らないですが。

[FREE TIME]

＞ふじき７８さん
ご指摘ありがとうございます。
確かに今年はよい風呂の日で４月26日公開でしたね。
前作の公開初日がいつだったかは忘れてしまいましたが…。

[にゃむばなな]

笑いはそこそこでもドラマがこれではねぇ～でしたよ。
せめてもう少し新鮮味を加えて作ってほしかったですね。

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＞にゃむばななさん
笑えるシーンは多かったけど、ドラマは前作と変わり映えなかったですね。
ストーリーの性質上、これ以上の作品は望めないかもしれません。

[yukarin]

みなさんおっしゃってますが良い風呂の日ですね 笑
前作同様今回も笑わせてもらいました。
でもやってることは前作と同じなんですよね...

草津温泉は何度か行ったことがあります。
ロケ地めぐりのひとつとして行ってみてくださいな。

[FREE TIME]

＞yukarinさん
今回も笑えるシーンは多かったですね。
一方でワンパターンなシーンが多かったのも否めませんが…。
草津温泉には１度でいいから訪れてみたいですねぇ。