映画「ジャージー・ボーイズ」

映画「ジャージー・ボーイズ」を鑑賞しました。

この映画は、クリント・イーストウッドが監督を務め、ブロードウェイの大ヒットミュージカルを基に描くドラマ。
1960年代にザ・ビートルズと並ぶほどの人気を誇ったアメリカのポップスグループ、ザ・フォー・シーズンズの光と影を数々の名曲と共に映し出す作品。

ストーリーは、ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った４人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。
コネも金もない彼らだが、天性の歌声と曲作りの才能、そして素晴らしいチームワークが生んだ最高のハーモニーがあった。
やがて彼らは「ザ・フォー・シーズンズ」というバンドを結成し、瞬く間にトップスターの座に就く。

イーストウッド監督の最新作。
「ザ・フォー・シーズンズ」のサクセスストーリーの裏に隠れた闇の部分なども掘り下げられていて、奥の深い作品に仕上がっていたと思います。
ちなみに「ザ・フォー・シーズンズ」は当時ビートルズ並みの人気を誇っていたとか(謎)

「シェリー」と「君の瞳に恋してる」。
たぶん、日本人の人でも多くの人が耳にした事のある曲。
音楽に疎い私でさえも鑑賞中に「ああ、あの曲か」と直ぐにわかったくらいですから。
男声とは思えないような歌声にも惹かれてしまいましたが、実際の「シェリー」と「ザ・フォー・シーズンズ」が歌っていたら、どんな感覚で聴けていただろうか(^^)

ただグループとして有名になると、いろいろと確執なり問題が起きてしまうのは避けられない問題。
本作品では、メンバーが金銭問題を抱えたり、いきなり脱退すると駄々をこねたり、娘が薬物に手を出して命を落としたり・・・。
そんな紆余曲折を乗り越えてメンバーは結束を強めていくところが、ベタではありますがツボにはまりました(笑)

古き良き時代を堪能するノスタルジックな作品。
イーストウッド監督らしい繊細な人物描写も見逃せない作品でした。

ジャージー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-09-10
サントラ

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Comments

[にゃむばなな]

シュープリームスをモデルにした『ドリームガールズ』といい、やっぱりユニットが売れっ子になって解散の道を歩むときの原因って大して変わらないんですね。
しっかしあれだけの成功を収めておいて多額の借金をするのもどないなんでしょう？

[FREE TIME]

＞にゃむばななさん
「ドリームガールズ」は未鑑賞なので、よくわかりませんが、大抵の売れっ子グループの解散の道で短絡的なものですよね。
本当に、何であんな多額の借金を背負っていたのでしょうか？
きっと、そういうのにだらしないのでしょうｗ