映画「ちはやふる -下の句-」
GW中に映画「ちはやふる -下の句-」を鑑賞しました。
この映画は、競技かるたを題材にした末次由紀の人気コミックを実写映画化した「ちはやふる」2部作の後編。
競技かるたに情熱を注ぎ全国大会を目指す高校生たちの物語を描いた作品。
ストーリーは、高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。
自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。
そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)の存在を知る。
「上の句」から約1ヶ月。
「上の句」では続きが気になる終わり方だったので、「下の句」がどのような展開になるか公開前から楽しみでした。
「上の句」はかるた部発足からトントン拍子に進んで、一気に上まで駆け上がって行ったのに対して、「下の句」は更なる高みを目指すあまりに、他の部員達との間に溝も出来たりして迷走してしまう。
高校生にありがちな未熟さ故に悩みぬきますが、周囲の人達に支えられながら乗り越えていくのは青春ものの王道ですね。
どちらかというと「上の句」の方が面白かったと思いますが、「下の句」も存分に満足できる内容でした。
待ちに待った全国大会なのですが、団体戦では千早のアクシデントもあったせいかチーム全体で戦うシーンがカットされてしまったのは残念でした。
おそらく原作でも、そういう展開だったのでしょう。
それよりも全国大会という精鋭揃いの大会で奏ちゃん(上白石萌音)と机くん(森永悠希)が勝ったことに驚き。
これも努力の賜物によるものかな(笑)
個人戦では千早も復帰しますが、原田先生(國村隼)のいう「個人戦こそ団体戦」という言葉の意味が、個人戦を戦っている部員達を通じて伝わってきました。
もっとも、その言葉を否定するような存在の人が登場したことも見逃せません。
この映画を通じて得た知識は対戦相手の利き腕によって戦い方も変わってくるという事。
実際に右利きの人と左利きの人が対戦したら、札を取りに行く時に、相手の手が邪魔になってやり辛そうですね。
そういう場合は実力差がモロに出そうだし。
今回の「下の句」で目を引いたのがクイーンこと若宮詩暢を演じた松岡茉優。
埼玉県のイメージが強い彼女(実際は東京出身)ですが、アクの強い京言葉と人をバカにしたような冷たい笑顔にはゾクッとさせられました。
そして微妙なファッションセンスもw
熱い千早とは正反対の性格だからこそ、強烈なインパクトを与えてくれるクイーンでした。
上映初日に「ちはやふる」の続編公開が発表されました。
アニメの続編を求める声も強いようですが、いっその事、両方の続編をやってもいいと思いますよ。
この映画は、競技かるたを題材にした末次由紀の人気コミックを実写映画化した「ちはやふる」2部作の後編。
競技かるたに情熱を注ぎ全国大会を目指す高校生たちの物語を描いた作品。
ストーリーは、高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。
自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。
そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)の存在を知る。
「上の句」から約1ヶ月。
「上の句」では続きが気になる終わり方だったので、「下の句」がどのような展開になるか公開前から楽しみでした。
「上の句」はかるた部発足からトントン拍子に進んで、一気に上まで駆け上がって行ったのに対して、「下の句」は更なる高みを目指すあまりに、他の部員達との間に溝も出来たりして迷走してしまう。
高校生にありがちな未熟さ故に悩みぬきますが、周囲の人達に支えられながら乗り越えていくのは青春ものの王道ですね。
どちらかというと「上の句」の方が面白かったと思いますが、「下の句」も存分に満足できる内容でした。
待ちに待った全国大会なのですが、団体戦では千早のアクシデントもあったせいかチーム全体で戦うシーンがカットされてしまったのは残念でした。
おそらく原作でも、そういう展開だったのでしょう。
それよりも全国大会という精鋭揃いの大会で奏ちゃん(上白石萌音)と机くん(森永悠希)が勝ったことに驚き。
これも努力の賜物によるものかな(笑)
個人戦では千早も復帰しますが、原田先生(國村隼)のいう「個人戦こそ団体戦」という言葉の意味が、個人戦を戦っている部員達を通じて伝わってきました。
もっとも、その言葉を否定するような存在の人が登場したことも見逃せません。
この映画を通じて得た知識は対戦相手の利き腕によって戦い方も変わってくるという事。
実際に右利きの人と左利きの人が対戦したら、札を取りに行く時に、相手の手が邪魔になってやり辛そうですね。
そういう場合は実力差がモロに出そうだし。
今回の「下の句」で目を引いたのがクイーンこと若宮詩暢を演じた松岡茉優。
埼玉県のイメージが強い彼女(実際は東京出身)ですが、アクの強い京言葉と人をバカにしたような冷たい笑顔にはゾクッとさせられました。
そして微妙なファッションセンスもw
熱い千早とは正反対の性格だからこそ、強烈なインパクトを与えてくれるクイーンでした。
上映初日に「ちはやふる」の続編公開が発表されました。
アニメの続編を求める声も強いようですが、いっその事、両方の続編をやってもいいと思いますよ。
この記事へのコメント
そこで相手に合わせて戦うか、自分のやり方で戦うか。
千早は前者から後者へと変わった時に、かるたへの想いを自分でもようやく気付いたのでしょうね。
相手と利き腕が逆である事で戦い方も変わるという点からしても競技かるたは格闘技の一種にあてはまる気がします。
クイーンという強敵に出会った事で千早も新たな目標ができて、更なる成長を遂げていく事を続編で期待したいです。
クイーン戦を想定していた、という事は、優勝を意識していたという事で、瞬く間に、全国を狙う強豪校に成長した瑞沢、太一達の手腕の確かさも証明されましたね。千早は技術は確かであっても、精神状態や士気から、実戦での結果は変わるのでしょう。そうした、コンディションを持って行く姿からは、一流の努力の跡が見えました。
まさに競技かるたは格闘技ですね。
かるた部のない高校にかるた部を起ち上げてからの千早達の成長も感じ取れて、なかなか感じに仕上がっていた作品だったと思います。
続編も予定されているそうなので、そこで更なる成長を見せてくれるでしょう。