第24回参院選 与党が大勝

18歳からの選挙権が認められて初の選挙となった第24回参院選。
与党の自民・公明が過半数以上の議席を獲得する大勝という結果になりました。

参院選で、憲法改正に前向きな自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党などが74議席を確保。非改選を含めて改憲発議に必要な3分の2に達した。4党の非改選84議席と、憲法改正に賛成の意向を示している無所属などの非改選議員4人を加え、162議席となった。
衆院では自民、公明両党で3分の2を超す議席を有しており、衆参それぞれで改憲発議を行う環境が整うことになった。安倍晋三首相は憲法改正について、秋の臨時国会から議論を進める意向を明らかにしている。(毎日新聞)

初めて10代の人々に投票権が与えられた今回の参院選。
投票した10代の人達にとっては貴重な体験になったであろうし、政治に参加する権利を手にした事に一票の重さも理解してくれたらと思っています。

しかし投票率はというと50%台と低調。
今の政治に期待が出来ないのもわからなくもないけど、国民が唯一政治に参加できるのが選挙であるだけに、投票しなかった人々には次の選挙まで政治の批判などする権利はないですね。

結果は予想通りと言ってはなんだが与党の大勝。
これで安倍政権は、当分安泰である事を示す結果になりましたね。

与党が過半数の議席を獲得したのも与党を支持しているからと言うよりは、野党が全く信頼できないので与党に票を入れたと見るべきではないでしょうか。
自分達が政権奪回したらどうするのかと言った明確なビジョンを持たずに、ただ安倍政権を批判するばかり。
そんな連中に票を入れる気には自分だってなれません。

安倍首相が再び総理大臣のイスに返り咲いてからは長期政権が続いていますが、アベノミクスがうまくいっているとは決して思いません。
むしろ失敗に近いと言っていいくらい。
自分としてはアベノミクスの強化よりはデフレ脱却に力を注いでほしいですよ。

この次は都知事選挙が予定されています。
今週の木曜日に公示されますが、果たして新しい都知事に誰が立候補するのか。
自分は都知事選に投票する事は出来ませんが、こちらの行方は参院選以上に気になります。


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