映画「君の名は。」
話題の映画「君の名は。」を鑑賞しました。
この映画は、新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。
見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う作品。
ストーリーは、1,000年に1度の彗星来訪が、1か月後に迫る日本。
山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈していた。
それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。
夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。
一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。
やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていく。
リオ五輪を意識したのだろうか、8月最終週に公開のアニメ映画。
新海誠という人物が、よくわからないのだが、何でもポスト細田守と呼ばれているとか。
劇場の予告を観ても面白そうに映ったので、いざ劇場鑑賞する事にしました。
最初「君の名は」と聞いて、鈴木京香が主演した朝ドラを連想してしまった。(歳バレる・・・)
尚、この映画のタイトルをよーく見ると「君の名は。」と最後に句読点が入っています。
「?」ではなく「。」にしたところに、何だか奥深さを感じてしまいますねぇ。
男と女が入れ替わるストーリーというと、つい最近まで東京MXでOAしていたアニメ「山田くんと7人の魔女」が重なりますが、今回のストーリーは口づけを交わして入れ替わるのではなく、夢の中で入れ替わる。
方や東京在住の男子高生、方や岐阜県の田舎で暮らす女子高生。
性別、環境と全く正反対の2人が、それぞれ違う世界に初めは戸惑いつつも、慣れると同時に楽しみも味わう。
突然訪れた新たな世界を味わい続けるストーリーなのかと思っていましたが、ただ、そんな単純なストーリーで終わらないのが、この映画におけるストーリーの斬新さだと思います。
全体的な感想としては「起承転結」がハッキリした構成で飽きが来ない。
特に「転」の構成が、自分も含めた多くの人の予想を大きく反した内容だったかと思います。
まさか彗星の正体がアレだったなんて・・・。
そして「結」の締め方も良かった。
歴史を変えてしまった点についてはどうなのかと違和感を持ってしまいましたが、成人になった瀧と三葉が初めて声を掛け合うラストはベタではありますが、これぞ「運命的な出会い」と思わせる締め方でした。
主人公の瀧の声を演じた神木隆之介が三葉と入れ替わった時の女口調が絶妙でしたね。
本当に女性が喋っているみたいでしたよ。
そして、奥寺先輩役の長澤まさみも、「真田丸」のきりとは別人のような色っぽい声遣いも絶妙でした。(きりの喋り方が、あまりにも鬱陶しいと言ってしまえばそれまでだが・・・)
劇中内で東京の風景が多々登場しますが、中でも総武沿線の風景が多かったですね。
自分も総武沿線勤務なのですが、以下のような見慣れた光景が目につきました。
現在、都内では本作の舞台にもなった6つの駅でスタンプラリーなるものが開催中です。
各駅を訪れて映画のシーンに出てきた風景や建物を巡礼してみるのもいいかもしれません♪
この映画は、新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。
見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う作品。
ストーリーは、1,000年に1度の彗星来訪が、1か月後に迫る日本。
山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈していた。
それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。
夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。
一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。
やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていく。
リオ五輪を意識したのだろうか、8月最終週に公開のアニメ映画。
新海誠という人物が、よくわからないのだが、何でもポスト細田守と呼ばれているとか。
劇場の予告を観ても面白そうに映ったので、いざ劇場鑑賞する事にしました。
最初「君の名は」と聞いて、鈴木京香が主演した朝ドラを連想してしまった。(歳バレる・・・)
尚、この映画のタイトルをよーく見ると「君の名は。」と最後に句読点が入っています。
「?」ではなく「。」にしたところに、何だか奥深さを感じてしまいますねぇ。
男と女が入れ替わるストーリーというと、つい最近まで東京MXでOAしていたアニメ「山田くんと7人の魔女」が重なりますが、今回のストーリーは口づけを交わして入れ替わるのではなく、夢の中で入れ替わる。
方や東京在住の男子高生、方や岐阜県の田舎で暮らす女子高生。
性別、環境と全く正反対の2人が、それぞれ違う世界に初めは戸惑いつつも、慣れると同時に楽しみも味わう。
突然訪れた新たな世界を味わい続けるストーリーなのかと思っていましたが、ただ、そんな単純なストーリーで終わらないのが、この映画におけるストーリーの斬新さだと思います。
全体的な感想としては「起承転結」がハッキリした構成で飽きが来ない。
特に「転」の構成が、自分も含めた多くの人の予想を大きく反した内容だったかと思います。
まさか彗星の正体がアレだったなんて・・・。
そして「結」の締め方も良かった。
歴史を変えてしまった点についてはどうなのかと違和感を持ってしまいましたが、成人になった瀧と三葉が初めて声を掛け合うラストはベタではありますが、これぞ「運命的な出会い」と思わせる締め方でした。
主人公の瀧の声を演じた神木隆之介が三葉と入れ替わった時の女口調が絶妙でしたね。
本当に女性が喋っているみたいでしたよ。
そして、奥寺先輩役の長澤まさみも、「真田丸」のきりとは別人のような色っぽい声遣いも絶妙でした。(きりの喋り方が、あまりにも鬱陶しいと言ってしまえばそれまでだが・・・)
劇中内で東京の風景が多々登場しますが、中でも総武沿線の風景が多かったですね。
自分も総武沿線勤務なのですが、以下のような見慣れた光景が目につきました。
新宿の高層ビル群
信濃町駅から神宮外苑に通じる歩道橋
神宮外苑の聖徳記念絵画館
代々木駅のホーム(秋葉原方面)
四谷駅の赤坂口
他のTVドラマなどのロケでも使われた事のある須賀神社の階段
東京駅
現在、都内では本作の舞台にもなった6つの駅でスタンプラリーなるものが開催中です。
各駅を訪れて映画のシーンに出てきた風景や建物を巡礼してみるのもいいかもしれません♪
この記事へのコメント
実際の風景を写真に撮り、それをアニメーションとして描いている手法。
新海監督のこの手法により、アニメ界では背景の重要性が重視されるようになったそうですよ。
こんばんは。
新海監督って、過去にも作品を公開していたのですね。
実際の風景を写真に撮ってアニメに用いる。
本当にアニメとは思えない風景の数々に目を奪われてしまいましたよ(汗)