映画「ダンケルク」
映画「ダンケルク」を鑑賞しました。
この映画は、第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。
ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。
圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、極限状況下に置かれた者たちのドラマに引き込まれる。
ストーリーは、1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。
ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。
一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。
さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する。
実話の映画化。
第2次世界大戦でドイツ軍により、イギリスとフランスの連合軍兵士40万人がフランス北端の港町・ダンケルクに追い詰められる。
上映時間が106分と短かったけど、戦場の真っ只中に放り出されたかのような臨場感は迫力あったし、改めて戦争が失うものばかりが多い事を感じる作品でした。
陸・海・空。
大抵、戦争においての戦場は、この3つの中から行われます。
陸の兵士達、海の民間人、空のパイロット。
3者の視点が並行に描かれていて、それぞれの視点に時差がある事を確認できます。
「陸」は1週間、「海」は1日、「空」は1時間の出来事。
異なる3つの時間が、同じ結末に向けて並行して描かれている内容には脚本の巧さを感じました。
この映画では登場人物が多く、それぞれの視点で描かれているので、最初のうちは誰が誰なのか把握しづらい部分がありました。
それでも話しが進むにつれて、登場人物もわかるようになってきたので、それだけ集中して観ていたという事なのでしょう(汗)
この映画と、これまでの戦争映画との違う点は戦う事でなく逃げる事を中心に描いています。
実際にドイツ兵がほとんど出て来なかったし、戦場での銃撃戦といったものもなかった。
それでも犠牲者が出てしまうのが戦争。
兵士でない少年が命を落としたり、海上に漏れた重油が燃え広がって焼かれた兵士も多数。
やはり戦争はロクなもんじゃありません。
ラストで無事に帰還した兵士を多くの人達が出迎える場面は、これまで死の恐怖と直面した兵士達からして、どれだけ暖かった事でしょうか。
絶望の中から希望を見出せた人達にしか味わえない光景なのかもしれません。
この映画は、第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。
ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。
圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、極限状況下に置かれた者たちのドラマに引き込まれる。
ストーリーは、1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。
ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。
一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。
さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する。
実話の映画化。
第2次世界大戦でドイツ軍により、イギリスとフランスの連合軍兵士40万人がフランス北端の港町・ダンケルクに追い詰められる。
上映時間が106分と短かったけど、戦場の真っ只中に放り出されたかのような臨場感は迫力あったし、改めて戦争が失うものばかりが多い事を感じる作品でした。
陸・海・空。
大抵、戦争においての戦場は、この3つの中から行われます。
陸の兵士達、海の民間人、空のパイロット。
3者の視点が並行に描かれていて、それぞれの視点に時差がある事を確認できます。
「陸」は1週間、「海」は1日、「空」は1時間の出来事。
異なる3つの時間が、同じ結末に向けて並行して描かれている内容には脚本の巧さを感じました。
この映画では登場人物が多く、それぞれの視点で描かれているので、最初のうちは誰が誰なのか把握しづらい部分がありました。
それでも話しが進むにつれて、登場人物もわかるようになってきたので、それだけ集中して観ていたという事なのでしょう(汗)
この映画と、これまでの戦争映画との違う点は戦う事でなく逃げる事を中心に描いています。
実際にドイツ兵がほとんど出て来なかったし、戦場での銃撃戦といったものもなかった。
それでも犠牲者が出てしまうのが戦争。
兵士でない少年が命を落としたり、海上に漏れた重油が燃え広がって焼かれた兵士も多数。
やはり戦争はロクなもんじゃありません。
ラストで無事に帰還した兵士を多くの人達が出迎える場面は、これまで死の恐怖と直面した兵士達からして、どれだけ暖かった事でしょうか。
絶望の中から希望を見出せた人達にしか味わえない光景なのかもしれません。
この記事へのコメント
ほんと、戦争はロクなもんじゃないですよ。
本当に、この映画を観て改めて戦争はロクなもんじゃないという事を感じた作品でした。
今後も、こういう映画を作って戦争が何なのかを伝えていくべきですね。