浦和レッズ2022年総括
カタールW杯開催の影響で例年より1ヶ月早く終わったJリーグ。
年末にもなりましたので、今更ながら今回は浦和レッズの2022年シーズンを総括したいと思います。
リカルド・ロドリゲス監督体制2年目で臨む事になった浦和レッズ。
フロントが掲げる3年計画の3年目で結果が問われるシーズンで、どこまでやれるのあ不安と期待が入り混じっていました。
開幕前に行われた富士フィルム杯で、リーグ2連覇中の王者・川崎フロンターレに2-0で完勝。
攻守ともに相手を上回っての勝利だったので、これは期待していいのかと思いました。
しかし、リーグ戦が開幕すると、開幕戦で昇格チームの京都サンガFCにまさかの黒星。
開幕直前にチーム内にコロナ大量感染というニュースも飛び込み、いきなり出鼻をくじかれてしまいました。
その後も勝ち点3を獲得できない試合が続き、4月~5月と9試合未勝利。
得点力不足も勝ちを拾えない要因となりました。
6月に入って最初の試合で勝利して、ようやくJ1通算450勝を達成。
その後も連勝を重ねて順位も上げていきました。
8月に入るとACLの決勝トーナメントへ。
埼玉スタジアム、駒場スタジアムで開催される事になり、レッズは地の利も活かして2試合連続大量得点で準決勝進出。
準決勝も韓国の全北現代相手に、土壇場で同点に追いつきPK戦へ。
そしてPK戦を制して、来年に開催される決勝戦へ駒を進めました。
ここまで順調だったのですが、9月に入ってリーグ戦に復帰すると再び低迷。
レッズ戦対策として前線からハイプレスを仕掛けてボールを繋げない試合が多くなり失点も増加。
この試合内容を重く見たのは、フロントはリカルド監督との契約を今季限りで終了する事を決めました。
今シーズンのリーグ戦は10勝9敗15分で9位でフィニッシュ。
ルヴァン杯は昨年と同じくベスト4。
連覇をかけた天皇杯早々に敗退し、国内では無冠に終わりました。
今季は、昨年に比べて活躍した新加入の選手は少なく、故障やコロナによる離脱も多かったシーズン。
特に外国人選手でまともにフルシーズン働けたのはショルツ選手のみ。
ユンカー選手も故障が多く、その他の外国人はベンチ入り出来ない試合が多すぎました。
これでは誰が監督でも勝てないと思います。
しかし、監督の戦術も限界だったのは事実。
自陣でダラダラとボールを回しているうちに、相手にインターセプトされてピンチを招く展開が多く目立ちました。
W杯でも日本がスペインに勝ちましたが、2得点ともスペインが自陣でボールを回しているところを奪い取ってのゴール。
そう考えるとスペインサッカーは、日本には合わないのかなと思いました。
今シーズンのベストゲームを1試合挙げるとすると、J1通算450勝を達成したホーム・名古屋戦。
ホーム・川崎戦を挙げようかと思いましたが、向こうはベンチメンバーも揃えられない程、非常事態の中での戦いでしたので、ここではパス。
名古屋戦では、これまでの得点力不足がウソだったかのように前半で3得点。
守っても危なげなく無失点で節目の記録を飾れたので最高の試合でした。
逆にワーストを挙げるとしたらアウェー・マリノス戦。
リーグ優勝のかかっている相手に成す術なく大敗。
今季唯一のアウェー参戦でしたが、何しに横浜まで来たのかとガッカリ。
ここ数年のマリノスアレルギーは深刻だなと感じる試合内容でした。
今季のベストゴールを1つ挙げるなら、ACL準決勝・全北現代戦で見せたユンカー選手の同点ゴール。
延長後半1点ビハインドでATも目安の時間に近づいた中での同点ゴール。
このゴールを近くで見る事が出来たので、決めった瞬間は興奮を抑えきれませんでした。
今季の観戦はリーグ戦12試合、ACL1試合の計13試合。
観戦成績は8勝2敗3分。
アウェーは1試合観戦(横浜)
来年は、マシエイ・スコルツァ氏新監督を立てて臨むシーズンになります。
どんな監督なのか分かりませんが、今のレッズに足りないピースを埋めてほしいと思います。
最後に、遅くはなりましたが2022年シーズンも共に戦ったサポの皆様、大変お疲れ様でした。
3年計画は頓挫に終わり、また1から出直しのシーズンとなってしまいます。
既に来季の1節から3節までの対戦相手が決まり、前途多難を思わせるカードが重なってしまいましたが、何とか乗り切って開幕ダッシュを決めたいです。
来年も精いっぱいのサポートをしていきましょう。
年末にもなりましたので、今更ながら今回は浦和レッズの2022年シーズンを総括したいと思います。
リカルド・ロドリゲス監督体制2年目で臨む事になった浦和レッズ。
フロントが掲げる3年計画の3年目で結果が問われるシーズンで、どこまでやれるのあ不安と期待が入り混じっていました。
開幕前に行われた富士フィルム杯で、リーグ2連覇中の王者・川崎フロンターレに2-0で完勝。
攻守ともに相手を上回っての勝利だったので、これは期待していいのかと思いました。
しかし、リーグ戦が開幕すると、開幕戦で昇格チームの京都サンガFCにまさかの黒星。
開幕直前にチーム内にコロナ大量感染というニュースも飛び込み、いきなり出鼻をくじかれてしまいました。
その後も勝ち点3を獲得できない試合が続き、4月~5月と9試合未勝利。
得点力不足も勝ちを拾えない要因となりました。
6月に入って最初の試合で勝利して、ようやくJ1通算450勝を達成。
その後も連勝を重ねて順位も上げていきました。
8月に入るとACLの決勝トーナメントへ。
埼玉スタジアム、駒場スタジアムで開催される事になり、レッズは地の利も活かして2試合連続大量得点で準決勝進出。
準決勝も韓国の全北現代相手に、土壇場で同点に追いつきPK戦へ。
そしてPK戦を制して、来年に開催される決勝戦へ駒を進めました。
ここまで順調だったのですが、9月に入ってリーグ戦に復帰すると再び低迷。
レッズ戦対策として前線からハイプレスを仕掛けてボールを繋げない試合が多くなり失点も増加。
この試合内容を重く見たのは、フロントはリカルド監督との契約を今季限りで終了する事を決めました。
今シーズンのリーグ戦は10勝9敗15分で9位でフィニッシュ。
ルヴァン杯は昨年と同じくベスト4。
連覇をかけた天皇杯早々に敗退し、国内では無冠に終わりました。
今季は、昨年に比べて活躍した新加入の選手は少なく、故障やコロナによる離脱も多かったシーズン。
特に外国人選手でまともにフルシーズン働けたのはショルツ選手のみ。
ユンカー選手も故障が多く、その他の外国人はベンチ入り出来ない試合が多すぎました。
これでは誰が監督でも勝てないと思います。
しかし、監督の戦術も限界だったのは事実。
自陣でダラダラとボールを回しているうちに、相手にインターセプトされてピンチを招く展開が多く目立ちました。
W杯でも日本がスペインに勝ちましたが、2得点ともスペインが自陣でボールを回しているところを奪い取ってのゴール。
そう考えるとスペインサッカーは、日本には合わないのかなと思いました。
今シーズンのベストゲームを1試合挙げるとすると、J1通算450勝を達成したホーム・名古屋戦。
ホーム・川崎戦を挙げようかと思いましたが、向こうはベンチメンバーも揃えられない程、非常事態の中での戦いでしたので、ここではパス。
名古屋戦では、これまでの得点力不足がウソだったかのように前半で3得点。
守っても危なげなく無失点で節目の記録を飾れたので最高の試合でした。
逆にワーストを挙げるとしたらアウェー・マリノス戦。
リーグ優勝のかかっている相手に成す術なく大敗。
今季唯一のアウェー参戦でしたが、何しに横浜まで来たのかとガッカリ。
ここ数年のマリノスアレルギーは深刻だなと感じる試合内容でした。
今季のベストゴールを1つ挙げるなら、ACL準決勝・全北現代戦で見せたユンカー選手の同点ゴール。
延長後半1点ビハインドでATも目安の時間に近づいた中での同点ゴール。
このゴールを近くで見る事が出来たので、決めった瞬間は興奮を抑えきれませんでした。
今季の観戦はリーグ戦12試合、ACL1試合の計13試合。
観戦成績は8勝2敗3分。
アウェーは1試合観戦(横浜)
来年は、マシエイ・スコルツァ氏新監督を立てて臨むシーズンになります。
どんな監督なのか分かりませんが、今のレッズに足りないピースを埋めてほしいと思います。
最後に、遅くはなりましたが2022年シーズンも共に戦ったサポの皆様、大変お疲れ様でした。
3年計画は頓挫に終わり、また1から出直しのシーズンとなってしまいます。
既に来季の1節から3節までの対戦相手が決まり、前途多難を思わせるカードが重なってしまいましたが、何とか乗り切って開幕ダッシュを決めたいです。
来年も精いっぱいのサポートをしていきましょう。
この記事へのコメント
スーパーカップ優勝の状況から期待値満々の筈でしたが、リーグ開幕前のクラスターから狂い、また大量補強した割に戦力が明確にアップしたとも言えず、主力は怪我人続き、監督はやるサッカーが迷走、もう全てが中途半端なママでしたね。ACLで決勝進出の成績だけが救いとなりました。
来季は新監督で再スタートなので、今はまだ読めない部分が大半です。とにかく先ずは、選手の放出と補強が固まるのを待ちたいと思います。
今季もお疲れ様でした。また引き続き来シーズンもよろしくお願い致します。
良い年をお迎えください。
おはようございます。
リーグ戦開幕前のクラスターによって、だいぶ狂わされてしまいましたね。
前年と違って新加入の選手も、故障や期待外れなどが相次ぎました。
おまけにリカルド監督のサッカーも通用しなくなってでは、成績が落ちてしまうのも仕方ありません。
来季から指揮を執るスコルツァ新監督の手腕に期待していきたいです・
今シーズンも1年間お疲れ様でした。
そして、お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。
まあ気持ちはわかります。私も是永さんに出会ってアルベルを新潟に招へいしてバルサのサッカーを根付かせるまでは新潟にポゼッションサッカーは合わないと断言していたほどでしたからね。バルサのサッカーがどうして成り立っていたのか?と問われたらメッシがいたからと即答しますね。そういう凄いストライカーがいないと日本がスペインと対戦したようなただボールを回すだけのサッカーになるんですよね。
バルサのようなサッカーをするには浦和では2年が限界で本当は3年必要だと実際に見て感じます。FC東京もあと2年やったら完成する戦術ですね。
ただ戦力を考えると2019シーズンから見ると落ちてしまった印象がありますよね。若い選手がいきなり起用されて活躍できる環境ではないだけに新監督がどんな戦い方をするのかは試合にならないとわかりませんが今季稼働できなかったリンセンとシャルクが活躍できるようなら十分上位を狙えると感じております。
また来年も浦和レッズをサポートしていきますので宜しくお願い致します。
こんにちは。
今のレッズでは、スペインサッカーは何年たっても合わなかったと思いますね。
それだけボールを前線に繋げられるタレントがいなかったわけですから。
来季は新監督の下で、どんなサッカーをするのか分かりませんが、シンプルに攻めていけたらと思います。
来シーズンも宜しくお願い致します。