映画「四月になれば彼女は」

映画「四月になれば彼女は」を鑑賞しました。

この映画は、映画プロデューサーや小説家など多彩に活動する川村元気の恋愛小説を映画化。
結婚直前に婚約者が謎の失踪を遂げた精神科医が、ある手紙をきっかけに初恋の記憶や婚約者との日々を回想する作品。

ストーリーは、4月のある日、結婚を間近に控えた精神科医・藤代俊(佐藤健)のもとに、かつて交際していた伊予田春(森七菜)から手紙が届く。
ボリビア・ウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられていた。
そんなとき、俊の婚約者・坂本弥生(長澤まさみ)が謎めいた言葉を残して姿を消す。
春はなぜ手紙を書いてきたのか、そして弥生はなぜ失踪したのか。戸惑う俊が愛する人を探し求める中で、二つの謎がつながっていく。

3月下旬に公開された作品。
「四月になれば観る」という事で、4月の第1週に鑑賞する事にしました。

冒頭のシーンは4月に入ってから。
精神科医である藤代の元に一通の手紙が届きます。
手紙の主は、藤代がかつて交際していた女性から。

伊予田春がボリビアのウユニ塩湖を旅する姿が映し出されます。
白一色の大地は、まさに壮観。
「アナザースカイ」という番組で伊予田春役の森七菜がボリビアのウユニ塩湖を取り上げていました。
空気の薄い標高の高い地域で、高山病に苦しんだとか。
それでも役の為に体を張っていくのは、まさに俳優ですね。

その他ではチェコ、アイスランドなど。
本来なら春が藤代と一緒に旅する予定だった場所。
一方で何で今になって、そのような手紙を送るのかも気になりました。

手紙が届いた後、藤代の婚約者であった弥生が何も言わずに姿を消してしまう。
勤務先に聞いても分からず、藤代も途方に暮れる事に。

以降は、時間を行きつ戻りつしながら、藤代、春、弥生それぞれの出会いと別れのエピソードが綴られていきます。
どちらの出会いも運命的なものを感じますが、春とは学生らしさ、弥生とは医者同士のエピソードでした。

話が進むにつれて弥生はどこへ行ったのか、春のその後は。
この2つの謎が1つに繋がっていきます。
ある出来事をきっかけに弥生の居場所が分かった藤代も弥生を見つける事に。
モヤモヤしていた部分が、最後にスッキリさせてくれました。

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