映画「傲慢と善良」
映画「傲慢と善良」を鑑賞しました。
この映画は、辻村深月の小説「傲慢と善良」を実写化したミステリーロマンス。
婚約者が失踪し、その行方を追う男性が、彼女の思わぬ過去と嘘を知る作品。
ストーリーは、30代の架(藤ヶ谷太輔)は、長年付き合っていた恋人と別れたことをきっかけにマッチングアプリで婚活を始め、真実(奈緒)という女性と出会う。
真実と1年間交際しても結婚に踏み切れずにいた架だったが、真実からストーカーの存在を告白され、その直後に恐怖におびえた声で助けを求める着信を受ける。
真実を守らなければならないと婚約するが、彼女は突然姿を消してしまい、真実の行方を追う架は、彼女の両親や友人、過去の恋人などのもとを訪ねるうちに、真実の驚くべき過去と嘘を知る。
ベストセラー小説の映画化。
原作は未読ですが、「傲慢と善良」というタイトルと劇場での予告編を観て、どのような作品なのか興味が出たので劇場鑑賞する事にしました。
マッチングアプリを利用した婚活。
以前は婚活といったら、結婚相談所とかお見合いとかが第三者が介入するのがメインでしたが、今ではそういうのもあるのですね。
時代の変化を感じます。
そのマッチングアプリをきっかけに出会った架と真実。
交際を始めて1年経過していながら、なかなか結婚するまでに至らず。
そんな時、真実がストーカーに怯えている事を知り婚約に踏み切ります。
しかし、ある日突然、真実は架のもとから姿を消すことに。
真実の家族に聞いても行方は分からず。
今月から始まったTBSの新ドラマで、奈緒演じる主人公が結婚式当日に新ろう逃げられるなんてシーンがありましたが、今回は結婚式ではないが、その逆。
自分は映画の方を先に観たので、ドラマのシーンを見た時に「映画と逆じゃないか。」と思いながら観ていました。(笑)
その後、真実が行き先が明らかになり、そこで生活する様子も描かれる事に。
大雨の被害に遭った九州でボランティアをしていて、最初は力仕事に苦労しながらも、次第に慣れていき、地元の人達とも仲良くなっていきます。
原作では東日本大震災で被災した仙台市だったそうですが、震災から10年以上の経過しているので九州に場所を移したという事のようですね。
詳細を書くのはここまでにしますが、婚活を含めた男女の交際について、いろいろと考えさせられる事の多い内容の映画でした。
映画のタイトルにもなっている「傲慢と善良」。
これがどういう意味なのかと鑑賞前から気になっていたのですが、架が真実の故郷を訪れた時に、真実にお見合い相手を紹介した小野里(前田美波里)が、架に対して話していました。
「傲慢と善良」とは婚活の事。
ここで言う「傲慢」とは一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎている事。
そして、「善良」とは親の言うことを聞いて「いい子」でいること。
それが同じ人の中に同居している事で、現代の結婚が上手くいっていないと架に説明していましたが、言われてみるとそうかもしれません。
結婚するといっても所詮は他人同士。
それぞれ生きてきた家庭や環境の違い完全に分かり合える事は難しいです。
架が友人から真実に対する点数を聞かれて「70点」と答えたのも、真実の全てを知らないから満点から30点引いたのではないかと思いました。
この映画では、現代社会を生き抜く大変さも分かりやすく描写されていたと感じました。
機会があったら原作も読んでみようと思います。
この映画は、辻村深月の小説「傲慢と善良」を実写化したミステリーロマンス。
婚約者が失踪し、その行方を追う男性が、彼女の思わぬ過去と嘘を知る作品。
ストーリーは、30代の架(藤ヶ谷太輔)は、長年付き合っていた恋人と別れたことをきっかけにマッチングアプリで婚活を始め、真実(奈緒)という女性と出会う。
真実と1年間交際しても結婚に踏み切れずにいた架だったが、真実からストーカーの存在を告白され、その直後に恐怖におびえた声で助けを求める着信を受ける。
真実を守らなければならないと婚約するが、彼女は突然姿を消してしまい、真実の行方を追う架は、彼女の両親や友人、過去の恋人などのもとを訪ねるうちに、真実の驚くべき過去と嘘を知る。
ベストセラー小説の映画化。
原作は未読ですが、「傲慢と善良」というタイトルと劇場での予告編を観て、どのような作品なのか興味が出たので劇場鑑賞する事にしました。
マッチングアプリを利用した婚活。
以前は婚活といったら、結婚相談所とかお見合いとかが第三者が介入するのがメインでしたが、今ではそういうのもあるのですね。
時代の変化を感じます。
そのマッチングアプリをきっかけに出会った架と真実。
交際を始めて1年経過していながら、なかなか結婚するまでに至らず。
そんな時、真実がストーカーに怯えている事を知り婚約に踏み切ります。
しかし、ある日突然、真実は架のもとから姿を消すことに。
真実の家族に聞いても行方は分からず。
今月から始まったTBSの新ドラマで、奈緒演じる主人公が結婚式当日に新ろう逃げられるなんてシーンがありましたが、今回は結婚式ではないが、その逆。
自分は映画の方を先に観たので、ドラマのシーンを見た時に「映画と逆じゃないか。」と思いながら観ていました。(笑)
その後、真実が行き先が明らかになり、そこで生活する様子も描かれる事に。
大雨の被害に遭った九州でボランティアをしていて、最初は力仕事に苦労しながらも、次第に慣れていき、地元の人達とも仲良くなっていきます。
原作では東日本大震災で被災した仙台市だったそうですが、震災から10年以上の経過しているので九州に場所を移したという事のようですね。
詳細を書くのはここまでにしますが、婚活を含めた男女の交際について、いろいろと考えさせられる事の多い内容の映画でした。
映画のタイトルにもなっている「傲慢と善良」。
これがどういう意味なのかと鑑賞前から気になっていたのですが、架が真実の故郷を訪れた時に、真実にお見合い相手を紹介した小野里(前田美波里)が、架に対して話していました。
「傲慢と善良」とは婚活の事。
ここで言う「傲慢」とは一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎている事。
そして、「善良」とは親の言うことを聞いて「いい子」でいること。
それが同じ人の中に同居している事で、現代の結婚が上手くいっていないと架に説明していましたが、言われてみるとそうかもしれません。
結婚するといっても所詮は他人同士。
それぞれ生きてきた家庭や環境の違い完全に分かり合える事は難しいです。
架が友人から真実に対する点数を聞かれて「70点」と答えたのも、真実の全てを知らないから満点から30点引いたのではないかと思いました。
この映画では、現代社会を生き抜く大変さも分かりやすく描写されていたと感じました。
機会があったら原作も読んでみようと思います。
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