韓国で「戒厳令」も6時間後に解除

4日未明に韓国の尹大統領が戒厳令を発令しましたが、6時間後に解除。
一体、何があったのか?
そして、どうなっていくのでしょうか?

韓国の尹錫悦大統領は4日未明、前夜に宣布していた戒厳令の一種「非常事態」を解除した。国会で4日午前1時頃、解除要求決議案が可決されたことを受けたものだ。政党活動が禁止され、報道機関の活動などが制限される事態は6時間後に収束した。(読売新聞)

韓国で戒厳令が発令されたニュースを聞いたのは一昨日の夜遅く。
一体、何が起こったのかと思いながら寝る事にしました。

そして、朝起きて数時間後に戒厳令は解除されたとのニュース。
ますます、何が起こったのかと思いました。

韓国が非常戒厳の宣布は1979年以来45年ぶりとの事。
1987年の民主化以降では初めて。
国会には一時戒厳軍が進入するなど緊迫しましたが、戒厳令の解除に伴い軍の部隊は撤収し、混乱の拡大は回避されました。

尹大統領に戒厳令宣布を建議した国防相は尹大統領に辞意を伝えたとの事。
その後、大統領府の首席秘書官らも一斉に辞意を表明。
要するに揃いも揃って逃げたと見ていいでしょうね。

尹大統領は国政の停滞を戒厳令という強権手法で打破しようとしたつもりでしょうが、かえって自らを窮地に追い込む事に。
北朝鮮の強権体制を非難し、自由秩序を守ると言いながら、国会に軍を入れるなど強権をふるったのだから、実に本末転倒です。

これまで歴代の韓国大統領のほとんどは悲惨な末路を辿ってきました。
おそらく、今回の件で尹大統領も近いうちに失脚し、場合によっては逮捕される事になるかもしれません。
まさに「歴史は繰り返す」なのでしょうか。
あそこの国のやる事も考える事も。よくわかりません。

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