韓国・尹大統領の弾劾訴追案が可決

韓国・尹錫悦大統領への弾劾訴追案が可決。
韓国大統領の弾劾訴追案の可決は、これで３人目となります。

韓国国会(定数300)は14日の本会議で、政権運営の行き詰まりから12月３日夜に戒厳令を宣布した 尹錫悦大統領に対して野党６党が提出した２回目の弾劾訴追案を可決した。保守系与党「国民の力」(108議席)は14日の議員総会で反対の方針を決めていたが、12人が賛成し、無効や棄権を含めると23人が党方針に従わなかったとみられる。
日韓関係の改善を主導した尹氏は任期を約２年半残して職務停止となり、憲法裁判所が尹氏を罷免するか弾劾訴追を棄却するかを決める弾劾審判の手続きに入る。尹氏の職務停止に伴い、 韓悳洙首相が大統領代行となった。(読売新聞)

尹大統領への弾劾訴追案への裁決は今月７日以来で２回目。
７日は「国民の力」の議員の３人を除いて退席して不成立となっていました。
今日、与党が約７時間にわたる議員総会を通じて弾劾に反対する方針を決定したが、採決には参加しています。

弾劾案可決には、在籍議員の３分の２にあたる200人以上の賛成が必要との事ですが、無記名投票で行われた結果、投票総数300票のうち、賛成204票、反対85票、無効８票、棄権３票の結果に。
可決には最大野党「共に民主党」などの野党・無所属の１９２議席に加え、与党「国民の力」（１０８議席）から８人以上が賛成に回る必要があった。与党から１２人が賛成、３人が棄権、８人が無効票を投じた可能性。
尹大統領と与党に対する世論の批判に押された結果ですね。

しかし、尹大統領は憲法裁判所での弾劾審判を通じて徹底抗戦する構え。
政治の収集の混乱は見通せません。

それにしても、韓国の大統領って本当に哀れな末路を辿りますね。
今回の件も自業自得とはいえ、何だか韓国国民の傀儡に見えて仕方ありません。
もし、このまま尹大統領が退任した場合、今度の韓国大統領は誰になるのでしょうか？


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