全国高校駅伝 長野県勢が男女アベック優勝

今日は年末恒例のスポーツイベントが各地で行われました。
2024も残すところ、あとわずかですね。

①全国高校駅伝
年末の京都の街を走る全国高校駅伝。
天候は晴れですが北からの強風が吹きつけるなど悪条件の中でのレースとなりました。
まず午前中に行われた女子の部から。

1区では長野東(長野)の真柴選手が中継所手前でスパートをかけ首位通過。
長野東は、その後も安定したレース運びで4区まで首位をキープ。

4区を3位で通過した仙台育英(宮城)が最終区の5区で2位の大阪薫英女学院(大阪)を抜いて2位に浮上。
トップを走る長野東にも迫る勢いでしたが、長野東のアンカーが終盤にペースを上げてトップのまま競技場へ。
結局、終始トップをキープした長野東が2年ぶり2回目の優勝を決めました。

2位は仙台育英、3位は大阪薫英女学院。
連覇を狙った神村学園(鹿児島)は5位でフィニッシュしました。

次は正午過ぎに行われた男子の部。
1区では八千代松陰(千葉)の鈴木選手が途中から独走態勢に入り、1区の日本選手最高記録を更新する28分43で区間賞を獲得。
2区でも八千代松陰が首位をキープ。

3区に入り連覇を狙う佐久長聖(長野)が佐々木選手の区間賞の走りで首位浮上。
その後、仙台育英(宮城)と大牟田(福岡)が浮上して佐久長聖とも三つ巴へ。
大牟田が5区と6区で首位通過し、最終区となる7区では佐久長聖との一騎打ちへ。

7区で佐久長聖は石川選手が3キロ過ぎで逆転。
その後も後続を引き離す走りで首位で競技場へ入り、このままゴールイン。
佐久長聖が2年連続4回目の優勝で大会連覇。
女子の長野東とともに男女アベック優勝の快挙を果たしました。
2位は大牟田、3位は仙台育英の結果です。

1区で八千代松陰が2位を大きく引き離して首位通過した時は、このまま八千代松陰が逃げ切るかと思いましたが、駅伝はチームスポーツである事を認識するレース。
最後は佐久長聖の層の厚さが上回っての優勝となりました。

それにしても長野県は五輪や世界選手権にも長距離選手を多く輩出しているし、高校駅伝も男子・佐久長聖と女子・長野東は毎年上位争いをするくらいの長距離王国。
やはり他県と比べて標高が高いので長距離を鍛える環境で適しているのでしょうか?

②有馬記念
今年の中央競馬を締めくくるG1レース。
第69回有馬記念が中山競馬場にて行われました。

連覇を狙っていた大本命のドウデュースが右前肢ハ行のため、まさかの出走取り消しとなり、レースは15頭で争われることに。
史上最多のファン投票1位で選出され、ここがラストランだった主役が不在。
この時点で「ありまー」と言いたい心境だった人が多かったでしょうね。

本命不在のレースは終盤まで誰が勝つかわからない大混戦のレースに。
最後はレガレイラとシャフリヤールの一騎打ちとなり、ほぼ同時でゴール。
写真判定の結果、レガレイラが鼻差で制して2024年の有馬記念を制覇。
3歳牝馬の有馬記念制覇は60年スターロツチ以来、64年ぶり2頭目の偉業となった。

2着はシャフリヤール、3着はダノンデサイル。
一番人気のアーバンシックは6着となりました。

自分がギャンブルをやらない主義なので、今回の有馬記念も例年通りTV観戦のみ。
賭けていなくても、終盤までの大混戦には目が熱くなりました。
一番人気も二番人気も勝てなかったので、荒れたレースにはなりましたね。
これには当たった人も外した人も「ありまー」と言いたい心境なんでしょうね(汗)

③全日本フィギュア
大阪府門真市で開催されている全日本フィギュア。
昨日の男子フリーでは鍵山選手が初優勝を飾っています。

大会4連覇を目指す坂本選手は、一昨日のSPで自己ベストに迫る得点で首位発進。
今日のフリーでも、冒頭から雄大なダブルアクセルを決めると、中盤のジャンプがステップアウトするミスはあったが、技術力、表現力とも他を寄せ付けない貫禄の演技を披露。
合計228.68点と他を寄せ付けないスコアで全日本フィギュア4連覇を達成しました。
2位は島田選手、3位は樋口選手。

昨日の男子、今日の女子ともにフリーはTV観戦。
スポーツナビなどで既に結果は出ていて録画中継だとは分かっていましたが、どのような滑りで勝ったのかは見ておきたかったので。
全日本フィギュア4連覇を達成した坂本選手の強さは本当に特筆ものですね。

大会終了後に来年3月にボストンで開催される世界選手権の日本代表選手を発表しました。
男子は鍵山選手、佐藤選手、壷井選手の3人。
女子は坂本選手、千葉選手、樋口選手の3人がそれぞれ選ばれました。
坂本選手は世界選手権でも4連覇がかかっていますが。成し遂げてくれると思います。

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