前橋育英と流経大柏が7大会ぶり決勝戦で対戦

第103回全国高校サッカー選手権大会も準決勝。
会場を国立競技場に移して準決勝2試合が行われました。

第1試合は東福岡(福岡)vs前橋育英(群馬)。
ともに優勝経験のある名門校対決

試合は前半11分に東福岡が右サイドのクロスから伊波選手がシュートを決めて先取点。
前半は前橋育英をシュート0分に抑える鉄壁の守備もあって1点リードで前半終了。

後半開始早々に前橋育英がゴールを決めて同点に。
東福岡は福岡県大会から続けていた連続試合無失点記録が、ここでストップ。
同点に追いついた前橋育英は、9分にも同点ゴールを決めた佐藤選手が2得点目となるゴールを決めて逆転。
勢いに乗る前橋育英は、その後もカウンターから追加点を奪い1、堅守の東福岡から10分間に3点を挙げる速攻。

その後は東福岡が必至の攻撃で2点差を追いかけるが、スコアは変わらないまま試合終了。
前橋育英が3-1で東福岡に逆転勝ちして、初優勝した7年前以来となる決勝進出を決めました。

第2試合は流経大柏(千葉)vs東海大相模(神奈川)。
東海大相模は初出場にしてベスト4に進出して、国立競技場の舞台へ。

試合は1点を争う攻防。
3試合で15得点を挙げている流経大柏の攻撃陣を、東海大相模が必至のディフェンスで凌ぐ展開。
前半も0-0のまま残り少なくなってきた中、流経大柏がPA内でファールを受けてPKを獲得。
このPKを柚木選手が決めて、流経大柏が先取点。
前半は、このまま流経大柏1点リードで終了。

後半も互角の展開。
東海大相模は持ち味のパスワークで前に仕掛けていくが、流経大柏の堅い守備の前に1点が遠く。
流経大柏が虎の子の1点を守り切って試合終了。

流経大柏が東海大相模との首都圏対決を制して、準優勝した6大会ぶりとなる決勝進出。
東海大相模は初出場で決勝進出は果たせず、準決勝で涙を飲みました。

準決勝は2試合とも自宅でTV観戦。
第1試合と第2試合、どちらも赤いユニフォームvs黄色と黒の縦縞のユニフォーム対決。
第1試合は虎柄のユニフォームのチームが勝って、第2試合は赤いユニフォームが勝利という結果に。
2試合とも準決勝にふさわしい好ゲームでした。

これで決勝戦の対戦カードは前橋育英vs流経大柏に決定。
両校は7年前にも決勝戦で対決していて、その時は前橋育英が1-0で勝って選手権大会初優勝を決めています。
違いがあるとすれば、前回は埼玉スタジアムで今回は国立競技場という点でしょうか。
前橋育英は勝てば7大会ぶり2回目、流経大柏が勝てば17大会ぶり2回目の優勝となります。

決勝は成人の日の明後日キックオフ。
自分も明後日、国立競技場で観戦予定。
関東対決となった決勝戦。
きっと決勝戦にふさわしい好ゲームになる事でしょう。

この記事へのコメント