高校サッカー 前橋育英が2回目の優勝

第103回全国高校サッカー選手権大会決勝。
前橋育英がPK戦の末に流経大柏に勝って、7大会ぶり2回目の優勝を達成しました。

成人の日恒例となった全国高校サッカー選手権大会決勝。
昨日とは打って変わって、今日は晴天。
チケットは前売りで完売。
自分も国立競技場で観戦しましたが、超満員でした。
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決勝カードは前橋育英(群馬)vs流経大柏(千葉)。
両校は7年前にも決勝で対戦していて、その時は前橋育英が1-0で勝利して選手権初優勝を飾っています。
前橋育英は、その7年前以来の決勝進出で、流経大柏は2大会連続準優勝の6年前以来の決勝進出で勝てば17大会ぶりの優勝。
ともに2回目の選手権優勝がかかる試合。

試合は流経大柏が前半12分に亀田選手が相手DF2人交わしてシュートをゴール左隅に突き刺して先取点。
対する前橋育英も、前半31分に柴野選手がヘディングで決めて同点。
前半は1-1で終了。

後半も前半同様に一進一退の攻防。
両校とも攻撃的な選手を途中交代に起用するなど勝ち越し点を狙うべく攻めに出るが、お互いに勝ち越し点が奪えず。
結局、90分で決着がつかずに1-1のまま延長戦に突入。
10分ハーフの延長戦でも1-1の均衡は破れないまま、勝負の行方はPK戦に委ねられる事に。

PK戦では両校とも1人目から7人目まで全員成功。
8人目はお互いに外して、9人目はお互いに成功。
10人目に入り、先攻の流経大柏は失敗し、後攻の前橋育英は成功。
この瞬間に前橋育英の7大会ぶり2回目の優勝が決定しました。
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PK戦で勝敗が決まってしまうのは見たくなかったので、何とか延長戦のうちに決着がついてほしかったのですが、その願いは叶わずPK戦へ。
PK戦では前橋育英のGKがシュートコースに反応していたのに対して、流経大柏のGKは相手が蹴る前に動いてしまった為に逆を突かれる事が多かったですね。
結果的には、その差が勝敗を分けてしまったように見えました。

それにしても千葉県代表校はPK戦に弱いですね。
昨年の千葉県代表だった市立船橋も準決勝でPK戦の末に負けていますから。

試合は実力伯仲の好ゲーム。
決勝戦にふさわしいレベルの高い試合を現地で観ることが出来ました。
7年前と同じ結果になりましたが、実質的には引き分けですからね。
以前のような両校優勝にしてほしいとも思いました。

前橋育英高校、2回目の選手権優勝おめでとうございます。
敗れはしましたが流経大柏も優勝してもおかしくないくらい強いチームでした。
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