イチロー氏が日米で野球殿堂入り

先日、NPBで野球殿堂入りしたイチロー氏。
今度はMLBでも野球殿堂入りを果たし、日米での野球殿堂入りをする事になりました。

2019年に現役を引退してから5年が経過したイチロー氏。
今月16日には日本球界で野球殿堂入りを果たしたばかりですが、日本時間の21日にアメリカ野球殿堂入りを果たしました。
アメリカ野球殿堂入りは日本人選手としては初めて。
満票には1票足りませんでしたが、それでもイチロー氏の功績がアメリカからも認められたという事でしょう。

2001年、日本人野手として初めてメジャーリーグに渡ったイチロー氏は、ルーキーイヤーで新人王とMVPをダブル受賞。
2004年には、今でも破られていないシーズン最多安打記録の262安打を樹立。
2019年の引退までにMLBで通算3,089本のヒットを積み重ねました。

殿堂入りはメジャーリーグで10年以上プレーし、傑出した成績を残した選手を讃える制度。
歴代の顔ぶれを見ても、非常に名誉である事がわかります。

イチロー氏の魅力は何といっても走攻守が高いレベルで三拍子揃っているという事。
ゴールデングラブ賞も10年連続で受賞するなど、守備でもファンを魅了してくれました。
あとケガが少なかったのも45歳まで現役を続けられて、多くの伝説を残していった要因の1つ。
50歳過ぎた今でも、女子選手相手とはいえ9回を完投できる体力があるのですから大したものです。

マリナーズはイチロー氏がつけていた背番号51を永久欠番にする事を決定。
新たな名誉が1つ誕生しました。

現在のイチロー氏はアメリカでマリナーズの選手らを指導し、日本では高校球児らを熱心に指導。
巨人・浅野選手も高校時代にイチロー氏から指導を受けてもらっていたのは有名な話ですね。
本当にどこまでも野球が好きな人なんだと思います。

イチロー氏、日米での野球殿堂入りおめでとうございます。
ほぼ同世代の人だけに、現役時代のプレーを観ることが出来たのは、本当に幸せな事なんだなと心から思います。

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