初場所 豊昇龍が逆転優勝

大相撲初場所千秋楽。
３敗同士の巴戦となった優勝決定戦を大関・豊昇龍が制して逆転優勝を決めました。

14日目を終えた時点で平幕の金峰山が２敗でトップ。
３敗で大関・豊昇龍と平幕の王鵬が追う展開。
千秋楽で金峰山と王鵬の直接対決があり、そこで金峰山が勝てば初優勝。

その本割で金峰山と王鵬が対戦。
激闘となりましたが、王鵬が勝って金峰山は３敗に後退。
この時点で金峰山と王鵬の優勝決定戦が確定。

結びの一番で豊昇龍が大関・琴櫻と対戦。
危ない場面があったが、豊昇龍が寄り切りで勝って３敗をキープ。
これで優勝争うは３人による巴戦に決定。
一方で、先場所優勝力士で綱取りがかかっていた琴櫻は、今場所は５勝10敗の成績で終了。

巴戦では豊昇龍が金峰山、王鵬と連破して逆転での優勝。
これで豊昇龍は９場所ぶり２度目の優勝。
大関になってから初優勝となり、場所後の横綱昇進が今後話し合われる事になります。

横綱・照ノ富士が今場所途中で引退し、横綱不在となった初場所。
琴櫻と豊昇龍に綱取りの期待がかかっていましたが、琴櫻は先場所とは別人のような相撲で、終わってみたら２ケタ10敗。

対する豊昇龍は初日から好調をキープ。
９日目に連敗して３敗目となり綱取りが厳しいと言われてきましたが、先場所に続いての優勝決定戦で今度は勝っての優勝。
秋場所８勝止まりだったのが、どう判断されるかわかりませんが、自分としては横綱昇進にふさわしい成績と相撲内容であると思います。

豊昇龍、逆転優勝おめでとうございます。
来場所で横綱なのか大関なのか今はまだ分かりませんが、自分は横綱に昇進してほしいと思っています。