映画「366日」
2月1日のファーストデーに映画「366日」を鑑賞しました。
この映画は、2024年に結成25周年を迎えた沖縄出身のバンド、HYの楽曲「366日」をモチーフにしたラブストーリー。
沖縄と東京を舞台に、一組の男女の時を超えた恋愛模様を描く作品。
ストーリーは、2003年沖縄、高校生・真喜屋湊(赤楚衛二)は同じ高校の後輩・玉城美海(上白石萌歌)と出会う。
好きな音楽を通じて惹(ひ)かれ合うようになった二人は、湊の卒業式に付き合い始める。
母親を病気で亡くした湊は音楽を作るという自分の夢を諦めかけていたが、美海に後押しされて東京の大学に進学。
2年後に上京してきた彼女と再会し、二人で幸せな日々を過ごしていたが、ある日湊は美海に別れを告げる。
1月上旬に公開された作品。
他にもいろいろと観たいのが重なって、2月に入ってようやく劇場鑑賞する事に。
同じ「366日」でも昨年フジテレビ系列で放送された「366日」はイマイチだっただけに、映画版はどうなるのかと期待と不安が半々でした。
この作品は沖縄の高校生である真喜屋湊と玉城美海を中心に描かれていきます。
玉城美海は4年に1度訪れる2月29日生まれ。
要するにオリンピックイヤー生まれ。
2003年に高校1年生だったという事はソウルオリンピックの年ですね。
早生まれなので学年は1987年世代にあたりますが。
冒頭では美海は幼馴染であり夫でもある嘉陽田琉晴(中島裕翔)と、娘の陽葵(稲垣来泉)と生活していて、2024年2月29日に誕生日を迎えていました。
4年に1度なので9歳の誕生日とか言っていましたが、それは冗談で2月29日生まれの人はうるう年がなくても、しっかりと誕生日を迎える事が出来ます。
その美海は病院にいて、いつ死んでもおかしくない状況。
美海の最期が近づく中、琉晴は娘の陽葵にあるものを託して、東京にいる湊に会ってきてほしいと頼みます。
中学生相手に1人で東京に行かせようとするなよとツッコミを入れたのは私だけでしょうか。
湊と美海はある音楽をきっかけに親交を深め、やがて交際をする事に。
湊の後を追って東京の大学に進学した美海は、幸せな日々を送る事になります。
しかし、湊が美海に対して突然別れを告げる事に。
あまりにも唐突で自分も唖然としましたが、その理由が話を晋につれて明らかになっていきます。
詳細を書くのはこの辺にしますが、ストーリー自体は、割とありがちなラブストーリー。
ただ王道のラブストーリーとは違う結末が待っています。
湊、美海、琉星とそれぞれ好きな人を思うからこそ、その人に幸せになってもらいたい。
3人を演じた俳優たちが、その感情表現を上手く出していたからこそ、余計に切なく感じてしまいました。
真実を知った陽葵が東京で湊と出会いますが、そこで出た答えが「生みの親より育ての親」。
たとえ血が繋がっていなくても、その子にとっては育ててくれた人が親であり、育てた子が我が子当然という事ですね。
ラストで美海が残した言葉「365日じゃ足りないくらいあなたを愛しています」。
こんなメッセージを残せるほど、誰かを愛している人がどれくらいいるのだろうか。
非常に胸に刺さる言葉でした。
結局、湊が別れを告げた本当に理由は美海、琉星は知らないままだったのですが、もし本当の理由を知っていたら美海と琉星はどうしていただろうか?
フィクションなので、それ以上の詮索は出来ませんが、違う世界も見てみたかった気がします。
それがラストの砂浜のシーンだったのでしょうけど。
この映画を語る上では、やはり赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔の3人の存在は欠かせませんが、娘の陽葵を演じた稲垣来泉も多感な中学生を見事に演じていたと思います。
あの「ちむどんどん」の子役がここまで大きくなった事にも、時の流れの速さを感じました。
そういえば上白石萌歌も「ちむどんどん」に出演していて、その時も病人の役でしたっけ。
あと印象的だったのが沖縄の青い海。
まだ沖縄県には1度も訪れた事がありませんが、生きているうちに1度は沖縄の青い海をこの目で直に見たいと思わせるほどの美しさでした。
この映画は、2024年に結成25周年を迎えた沖縄出身のバンド、HYの楽曲「366日」をモチーフにしたラブストーリー。
沖縄と東京を舞台に、一組の男女の時を超えた恋愛模様を描く作品。
ストーリーは、2003年沖縄、高校生・真喜屋湊(赤楚衛二)は同じ高校の後輩・玉城美海(上白石萌歌)と出会う。
好きな音楽を通じて惹(ひ)かれ合うようになった二人は、湊の卒業式に付き合い始める。
母親を病気で亡くした湊は音楽を作るという自分の夢を諦めかけていたが、美海に後押しされて東京の大学に進学。
2年後に上京してきた彼女と再会し、二人で幸せな日々を過ごしていたが、ある日湊は美海に別れを告げる。
1月上旬に公開された作品。
他にもいろいろと観たいのが重なって、2月に入ってようやく劇場鑑賞する事に。
同じ「366日」でも昨年フジテレビ系列で放送された「366日」はイマイチだっただけに、映画版はどうなるのかと期待と不安が半々でした。
この作品は沖縄の高校生である真喜屋湊と玉城美海を中心に描かれていきます。
玉城美海は4年に1度訪れる2月29日生まれ。
要するにオリンピックイヤー生まれ。
2003年に高校1年生だったという事はソウルオリンピックの年ですね。
早生まれなので学年は1987年世代にあたりますが。
冒頭では美海は幼馴染であり夫でもある嘉陽田琉晴(中島裕翔)と、娘の陽葵(稲垣来泉)と生活していて、2024年2月29日に誕生日を迎えていました。
4年に1度なので9歳の誕生日とか言っていましたが、それは冗談で2月29日生まれの人はうるう年がなくても、しっかりと誕生日を迎える事が出来ます。
その美海は病院にいて、いつ死んでもおかしくない状況。
美海の最期が近づく中、琉晴は娘の陽葵にあるものを託して、東京にいる湊に会ってきてほしいと頼みます。
中学生相手に1人で東京に行かせようとするなよとツッコミを入れたのは私だけでしょうか。
湊と美海はある音楽をきっかけに親交を深め、やがて交際をする事に。
湊の後を追って東京の大学に進学した美海は、幸せな日々を送る事になります。
しかし、湊が美海に対して突然別れを告げる事に。
あまりにも唐突で自分も唖然としましたが、その理由が話を晋につれて明らかになっていきます。
詳細を書くのはこの辺にしますが、ストーリー自体は、割とありがちなラブストーリー。
ただ王道のラブストーリーとは違う結末が待っています。
湊、美海、琉星とそれぞれ好きな人を思うからこそ、その人に幸せになってもらいたい。
3人を演じた俳優たちが、その感情表現を上手く出していたからこそ、余計に切なく感じてしまいました。
真実を知った陽葵が東京で湊と出会いますが、そこで出た答えが「生みの親より育ての親」。
たとえ血が繋がっていなくても、その子にとっては育ててくれた人が親であり、育てた子が我が子当然という事ですね。
ラストで美海が残した言葉「365日じゃ足りないくらいあなたを愛しています」。
こんなメッセージを残せるほど、誰かを愛している人がどれくらいいるのだろうか。
非常に胸に刺さる言葉でした。
結局、湊が別れを告げた本当に理由は美海、琉星は知らないままだったのですが、もし本当の理由を知っていたら美海と琉星はどうしていただろうか?
フィクションなので、それ以上の詮索は出来ませんが、違う世界も見てみたかった気がします。
それがラストの砂浜のシーンだったのでしょうけど。
この映画を語る上では、やはり赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔の3人の存在は欠かせませんが、娘の陽葵を演じた稲垣来泉も多感な中学生を見事に演じていたと思います。
あの「ちむどんどん」の子役がここまで大きくなった事にも、時の流れの速さを感じました。
そういえば上白石萌歌も「ちむどんどん」に出演していて、その時も病人の役でしたっけ。
あと印象的だったのが沖縄の青い海。
まだ沖縄県には1度も訪れた事がありませんが、生きているうちに1度は沖縄の青い海をこの目で直に見たいと思わせるほどの美しさでした。
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