100年目のセンバツスタート

今日から第97回センバツ高校野球が開幕。
今年でセンバツは100年目を迎えます。

開会式では市和歌山の川辺謙信主将が選手宣誓の大役。
なかなかユニークな選手宣誓でしたね。

開会式直後の第1試合は柳ヶ浦(大分)vs二松学舎大学付(東京)。
二松学舎大付は、今夜に東京ドームでMLB開幕戦を戦うカブス・鈴木誠也選手の母校。

試合は4回裏に二松学舎大付が犠牲フライで先取点を挙げたが、5回表に守備の乱れで柳ヶ浦に1点を献上し同点に。
同点とされた二松学舎大付は6回裏に同点となるエラーをした入山選手がレフトオーバーのタイムリーヒットで勝ち越し、7回裏にも1点を追加して2点差に。
9回表に柳ヶ浦が1点を返したが及ばず。

開幕試合は二松学舎大付が3-2で柳ヶ浦に勝利。
センバツでは実に準優勝した1982年以来43年ぶりの勝利となりました。

第2試合は花巻東(岩手)vs米子松蔭(鳥取)。
花巻東は、ご存じ大谷翔平選手の母校。

試合は花巻東が初回に幸先良く3点を先取。
その後も効果的に得点を挙げて2ケタ10得点。
試合は花巻東が10-2で米子松蔭(に大勝。
2回戦で二松学舎大付と花巻東が対戦する事になりました。

第3試合は健大高崎(群馬)vs明徳義塾(高知)。
春連覇を狙う健大高崎の先発投手はプロ注目の石垣投手ではなく、左投手に下重投手を抜擢。

試合は両チーム1点ずつ挙げて、試合も終盤に。
9回表に健大高崎は一死二塁から4番・小堀選手がセンター前ヒットを打ち、二塁走者が本塁を突いたが、センターからの好返球でタッチアウト。
試合は9回で決着がつかずに延長タイブレークに突入。

延長10回表に健大高崎は、一死二、三塁から栗原選手が勝ち越しとなる2点タイムリー。
その裏の明徳義塾の攻撃を無得点に抑えて、健大高崎が3-1で明徳義塾に勝利。
春連覇に向けて大事な初戦を突破しました。

同じ日に東京ではMLB開幕戦が行われるなど球春到来と行きたいところですが、まだまだ寒い日が続きます。
桜の開花も平年より遅くなりそうです。

1回戦屈指の好カードとなった第3試合。
前回大会優勝の健大高崎と四国王者の明徳義塾は、まさに実力伯仲でした。
健大高崎はプロ注目の石垣投手が練習試合で脇腹を痛めたからか、先発投手に下重投手を起用。
この下重投手が延長10回を1人で投げ切って3安打1得点に抑えたのだから、健大高崎の層の厚さを感じます。

2回戦での対戦が決まった二松学舎大付と花巻東。
OBがカブスvsドジャースになりますね。
対戦する頃にはアメリカに戻っていますが、OB対決で盛り上がりそうです。

明日は明治神宮大会優勝の横浜(神奈川)が登場。
対戦相手の市和歌山も近畿ベスト4なので、油断は禁物ですよ。

この記事へのコメント