浦和実が初出場でベスト４進出

センバツ高校野球も準々決勝に突入。
日程も順調に消化し、今日は４試合行われました。

第４試合は浦和実(埼玉)vs聖光学院(福島)。
浦和実は初出場校で唯一ベスト８進出。

試合は３回表に浦和実が２本のタイムリーヒットと犠牲フライで３点を先取。
聖光学院は、その裏に１点を返したが、浦和実が５回表に１点を追加して再び３点差に。

３点差を追いかける聖光学院は６回裏に二死一、二塁から細谷選手がレフトスタンドへ入る３ランホームランで一気に同点に。
７回以降は両校とも得点がなく、試合は4-4のまま９回で決着がつかずに延長タイブレークに。
聖光学院は今大会２回目のタイブレーク。

延長10回表に浦和実は内野安打で無死満塁。
ここで橋口選手のタイムリーでまず１点勝ち越し。
続く深谷選手が満塁走者一掃のタイムリー二塁打で３点追加。
その後も３本のタイムリーヒットと打線がつながって、この回一挙８点のビッグイニング。

試合は浦和実が12-4で聖光学院に勝利。
春夏通じて初出場ながらベスト４に進出しました。

初戦で昨夏ベスト８の滋賀学園(滋賀)、２回戦で昨秋の北海道王者・東海大札幌に勝ってベスト８に進出した浦和実。
準々決勝でも、毎年のように甲子園に出場している聖光学院相手に延長タイブレークに勝利。
浦和の高校が初出場ベスト４となると昭和63年夏の浦和市立の快進撃を思い出しますね。

準々決勝残り３試合の結果は以下の通り

健大高崎(群馬)5－0花巻東(岩手)
横浜5-1西日本短大付(福岡)
智弁和歌山(和歌山)7-0広島商(広島)

準決勝２試合はカードは以下の通り

１：健大高崎-横浜
２：智弁和歌山-浦和実

明日は休養日で、準決勝は明後日金曜日。
浦和実以外の３校はセンバツ優勝経験校。

健大高崎はエース・石垣投手が大会史上最速の155キロを５回計測。
ここに来て復調してきたので、投手陣も盤石になっていきそうです。
健大高崎は関東大会決勝で横浜に敗れているので、春連覇の為にはリベンジしないといけない相手。
２試合とも準決勝らしい好ゲームとなるでしょう。