映画「ウィキッド ふたりの魔女」

映画「ウィキッド ふたりの魔女」を鑑賞しました。

この映画は、おとぎの国オズを舞台に、２人の魔女の友情を描いたブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化。
正反対の道を歩んできた二人の魔女が大学で出会い、ぶつかり合いながらも友情を育んでいく作品。

ストーリーは、大学生のエルファバ(シンシア・エリヴォ)とグリンダ(アリアナ・グランデ)は、魔法と幻想の国オズにあるシズ大学で出会う。
誰よりも優しく聡明でありながら周りの人々に誤解されがちなエルファバと、人気者のグリンダは大学の寮で同室になる。
外見も性格も全く異なる２人は最初は反発し合うものの、やがてかけがえのない絆で結ばれていく。

アメリカのアカデミー賞で美術賞とデザイン賞などに輝いた作品。
各国で上演されてきたミュージカル「ウィキッド」を映画化。
上映してから１ヶ月過ぎてからですが、劇場鑑賞してみる事にしました。

舞台は人間と動物が共生する国・オズ。
緑色の肌を理由に幼い頃から孤独なエルファバと、人気者のお嬢様であるグリンダは大学の寮でルームメイトになります。
最初こそ２人は反発し合うが、次第に心を通わせて友情を育んでいきます。

どのシーンも幻想的で、まさに「ハリーポッター」のようなファンタジーな世界にいるかのような感覚。
ミュージカル作品だけあって、劇中内でもミュージカルシーンが多々出てきます。
多彩な歌やダンスはどれも印象的で演じている人達も、さぞや楽しかった事でしょう。

話の進行はかなり遅く上映時間も２時間30分以上。
ただエルファバとグリンダの歌と演技と彩り豊かな映像も相まって、長時間上映もそこまで気になりませんでした。

しかし、話は思わぬ方向に進んでいきます。
終盤でエルファバが悪い魔女にされてしまい、命を狙われる事になってしまいます。
それでもグリンダの協力もあって、その場を逃げ延びる事が出来たところで、次回へ続く事を意味する字幕が表示されたところでエンドロールに入っていきます。

クライマックスでエルファバが高らかに歌い上げた曲が「ディファイング・グラヴィディ」。
疾走感あふれる映像とパワフルな歌声は、まさに圧巻。
後編は、果たしてどのようなミュージカルシーンを魅せてくれるのでしょうか。