福知山線脱線事故から20年

今日は4月25日。
あのJR福知山線脱線事故から、今日でちょうど20年が経過します。

2005年4月25日午前9時18分。
兵庫県尼崎市を走るJR福知山線の快速列車が脱線し、線路脇のマンションに激突した事故。
乗客106人と運転士が死亡し、562人が重軽傷を負いました。
発生から20年となった今日、兵庫県尼崎市の現場近くではJR西日本主催の追悼慰霊式が行われ、遺族や関係者が多数参列しました。

当時は事故当時の様子を正午のニュースで見ていましたが、現場の凄惨な様子を目にして、相当なスピードで線路脇のマンションに突っ込んだ事は見てわかりました。
一方で、何であんな所にマンションが建っているのかも不思議に思いました。

JR西日本は当時、私鉄との競争が激しく、運行本数を増やした過密ダイヤで利用者のニーズに応えようとしていました。
それが電車の遅延を許さない空気を生み、「遅れを取り戻さなければ」という運転士の焦りにも繋がったと言われています。

関西といえば関東以上の鉄道社会。
JRだけでなく私鉄、地下鉄が多数存在しています。
自分も何度か関西に行くことがありますが、本当に鉄道だけで移動には事欠かないですよ。

鉄道は公共の乗り物。
利益も大事ですが、安全最優先で取り組んでほしいと思います。
この事故を決して風化させない意味でも。

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