長嶋茂雄さん 死去

今日、読売ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督が肺炎のため、亡くなりました。
89歳でした。

プロ野球、読売新聞巨人軍の選手、監督として偉大な足跡を残し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が３日午前６時39分、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。89歳だった。(読売新聞)

今朝、仕事が始まる前に飛び込んできたニュース。
見出しを見た瞬間は「えっ」と思いましたが、それからすぐに「とうとう、この日が来たか。」と気持ちが切り替わりました。
ここ数年の長嶋さんを見ていたら、そんなに長くはないと思っていたので。

６月３日は次女の長嶋三奈さんの誕生日。
３日の日に89歳でお亡くなりになるとは。
どこまでも野球に愛され、３という数字に縁があったのですね。

私は長嶋さんの現役時代を知らない世代ですが、残してきた成績やグラウンド内外での数多くのエピソードなどを見ていると、正真正銘のスーパースターだった事が分かります。
17年の現役生活で通算打率.305、2471安打、444本塁打、1522打点。
獲得したタイトルがMVP５回、首位打者６回、本塁打王２回、打点王５回。
数字以外にも名言や笑い話など多くの伝説を残しました。

自分がリアルタイムで見た巨人・長嶋茂雄は２度目の監督時代。
就任して最初のドラフト会議で松井秀喜選手を引き当て、球界を代表する４番打者に育て上げました。
1994年にはリーグ最終戦で勝った方が優勝という「10.8」決戦を制し、日本シリーズでは宿敵・西武ライオンズを倒して前回監督時に達成できなった日本一に。
その後も1996年のメークドラマや2000年のONシリーズなどプロ野球界だけでなく日本中を沸かせてくれました。

あえて心残りがあったとすればアテネ五輪に監督として指揮を執れなかった事。
その原因となった脳梗塞が、その後の人生に影響してしまったわけですから、やはり脳の病気は怖いです。

自分は今週末、東京ドームで巨人vs楽天戦を観戦予定。
東京ドーム内でも何かやるかもしれませんね。
慎んでご冥福をお祈り致します。