映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」

映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」を鑑賞しました。

この映画は、世界的ファッションデザイナーの3姉妹・コシノヒロコ、ジュンコ、ミチコの母として知られ、自らもデザイナーとして活動したコシノアヤコの生涯を描く人間ドラマ。

ストーリーは、世界的ファッションデザイナーの3姉妹・コシノヒロコ(黒谷友香)、ジュンコ(鈴木砂羽)、ミチコ(水上京香)の母・アヤコ(大地真央)が危篤状態となり、病院に搬送される。
病室で3姉妹が彼女を見守る中、アヤコの前に一人の天使(温水洋一)が姿を現す。
ミシンに魅せられファッションの世界に飛び込んで以来、洋装店の開業にはじまり74歳での自身のブランド設立など、夢に向かって突き進んだ人生を彼女は振り返っていく。

世界的デザイナーのコシノ3姉妹を育てた母・小篠綾子の人生をコメディタッチで描いた作品。
晩年、危篤になったアヤコが過去を振り返る形で、明るく前向きな人柄を表す数々のエピソードを掘り下げてくれます。

主人公のアヤコを演じたのは大地真央。
今年で69歳になりましたが、そんな彼女が15歳の女学生を演じたりツッコミどころ満載。
劇中でも天使(温水洋一)に突っ込まれていましたが、流石に女学生は観ていて無理があったかな。

先日まで、小篠綾子さんをモデルにした朝ドラ「カーネーション」がNHK BSで再放送していました。
私も観ていました。
朝ドラでも出てきたシーンが、この映画でも出てきましたね。
夫が戦死した事、妻子ある男と恋愛したこと、娘の進路などなど。

大地真央が少女時代から晩年を1人で演じた事で、「カーネーション」とは違った視点で観る事が出来ました。
最後の方で本物のコシノ3姉妹がチラッと出ていましたね。
そのコシノ3姉妹を本物そっくりに演じた3人(黒谷友香、鈴木砂羽、水上京香)も見事でした。

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