長嶋さん追悼試合は二塁ベースも踏めず完封負け

今日は8月16日。
日中は東京ドームにてジャイアンツvsタイガースの試合を観戦してきました。

今年6月3日に長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が亡くなりましたが、今日はその追悼試合。
相手は首位・阪神タイガース。
長嶋さんの現役時代、監督時代のエピソードを考えると、追悼試合を行う相手はタイガースよりドラゴンズではないかと思うのですが、週末の日程がないので仕方ないですね。
もっともタイガースでも天覧試合がありましたが。

1時前に東京ドームに到着しましたが、この時点で東京ドーム周辺は異様な雰囲気。
広場には「FOR3VER」と書かれたモニュメントが設置。
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試合前のセレモニーには豪華な顔ぶれが。
中でも圧巻だったのが始球式。
投手・松井秀喜氏、捕手・阿部慎之助監督、審判・高橋由伸氏、右打者・原辰徳前監督、左打者・王貞治氏。
4番打者が2人アナウンスされた上に、左右両打席に立ったので、始球式も真ん中にしか投げられない状況。
それでも真ん中付近に投げる事が出来ました。

改めて、試合前のセレモニーに出てきたOBの顔ぶれを見ると、巨人というチームは多くのスター選手を輩出した事が分かります。
その中でも長嶋茂雄という選手は別格だったのでしょう。(現役時代を知らない世代)
ジャイアンツの監督、コーチ、選手も全員背番号3をつけて臨む試合。
相手は首位を独走しているタイガースとは言え、無様な試合が出来ません。
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先発はジャイアンツ・井上、タイガース・村上の両投手。
ジャイアンツは岡本選手がおよそ3ヶ月ぶりに1軍復帰し、4番サードでスタメン出場。

試合は1回表にタイガースが森下選手の2ランホームランで先制し、3回にも大山選手のタイムリーで追加点。
ジャイアンツの先発・井上投手は特別な試合で先発投手として抜擢されたにもかかわらず、不甲斐ない投球で3回で降板しました。

打線の方も村上投手の前に出塁すらままならない状態。
結局、二塁ベースすら踏めず散発2安打に抑えられてしまい完封負け。
長嶋さんの追悼試合を白星で飾れず、試合内容も実にあっけないものでした。
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特別な試合にも関わらず、いきなり2点を献上し、その後は淡々と進んで二塁ベースも踏めずに完封負け。
試合前に中畑清さんが三塁ベースを設置した意味がなくなってしまいました。
岡本選手は、2軍戦を見ていてもまだまだ時間がかかりそうだし、坂本選手が最後まで出番がなかったにも納得できません。

試合後はビジターでもヒーローインタビューを行いますが、今日はなし。
試合終了後のセレモニーも観ましたが、それって試合後にやる必要あるのか疑問に思いましたし、残っていたタイガースファンにも失礼だと思いました。

それでも、イニングの合間にスコアボードのモニターに出てくる球界OBからのメッセージ。
本当に長嶋茂雄という人物は、多くの人から尊敬されていた事を実感しました。
その長嶋さんのお別れ会の日程も発表されました。
日時は11月21日金曜日午後3時との事です。
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