映画「ジュラシック・ワールド/復活の大地」

お盆休み中に映画「ジュラシック・ワールド/復活の大地」を鑑賞しました。

この映画は、現代によみがえった恐竜たちを描く「ジュラシック」シリーズの第7弾。
ある極秘任務を命じられた秘密工作員率いるチームが、さまざまな恐竜たちが生息する島へ向かう作品。

ストーリーは、生態系のバランスが崩れた地球で、恐竜たちは太古の環境に似た赤道付近の地域で生き永らえていた。
一方秘密工作員のゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、画期的な新薬開発の鍵を握るという遺伝物質を持つ巨大恐竜のDNA採取を命じられ、傭兵のダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)らと共に目的地へ向かう。
やがて一行は、かつて「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した孤島にたどり着く。

ジュラシックシリーズも今回で第7弾。
確か前作でシリーズ完結編だった筈ですが・・・。
そんなツッコミはさておき、今度はどんな過ちを犯すのかと気になったので、劇場鑑賞してみる事にしました。

冒頭でとある施設の職員が施設内でゴミをポイ捨てした事が原因で自動ドアが閉まらずに、恐竜の餌食になってしまうところから。
職員に同情するよりも、「早速始まった」と失笑してしまったのは、ここだけの話。

舞台は前作「新たなる支配者」の5年後。
恐竜たちは一度は人間の世界に放たれたものの、現代の気候や環境に耐えられず激減。
赤道直下の限られた地域で生息しているという設定になっています。

ゾーラ・ベネットは、製薬会社代表の男から、ある画期的な新薬を作る為、恐竜のDNAを採取する秘密任務を持ち掛けられます。
巨額の成功報酬に心が動いたゾーラは、ダンカンやヘンリーたちと恐竜が住む島に旅立ちます。

ここからスペクタクルとアクションの連続。
島に向かう小型船は、早速、海中に住む巨大なモササウルスに襲われます。
今回はゾーラ一行とは別に、大西洋横断中に遭難したデルガド一家と合流する事になりますが、お互いに災難でしたね。
海に落ちた時は、どうなってしまうのかと思っていました。

命かながら島に着けば、今度は陸上、空中に生息する恐竜に出くわします。
海の次は陸と空。
それぞれの恐竜を相手に一難去ってまた一難。
中には恐竜の餌になってしまう人も。
動物にもいろいろいるように、恐竜にもいろいろいるのだという事を見せてくれます。

最早、島の生活はサバイバルゲーム。
それでもゾーラは当初の目的を果たそうと、命の危険を顧みず必死になります。
この異様なまでの執念は、観ている方もハラハラさせてくれましたよ。

最早、このシリーズのお約束とも言うべきティラノサウルスから間一髪で逃げるシーンや、狭い屋内や配管の中での恐竜との追いかけっこが描かれています。
劇中内で命を落としそうな者と、生き残りそうなものも大体分かりましたね。
これぞ「シンプル・イズ・ベスト」と言うべきでしょうか(汗)

これまでのジュラシックシリーズのような過ちではなかったけど、相変わらず懲りない面々だなと、ある意味失笑してしまいます。
恐竜のDNAを採取した後の世界観を、是非とも見てみたいです。

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