田中将大投手が日米通算200勝達成

読売ジャイアンツの田中将大投手が史上4人目の日米通算200勝を達成しました。

日米通算199勝を達成してから足踏みしていて田中将大投手。
今シーズン最後となると思われる東京ドームのドラゴンズ戦で先発投手として起用。
チームの3位は既に決まっているが、CSをにらんでの戦い。

初回に味方打線から3点の援護を貰った田中投手。
3回にホームランで2点を失ったものの、この2失点のみに抑える好投。
6回を投げて2失点と、先発投手としてQSを達成。
勝利投手の権利を残してリリーフ陣に託す展開へ。

7回、8回と得点圏に走者を背負いながらもドラゴンズ打線を無得点に抑えて、7回裏にはバッテリーエラーで貴重な4点目を追加。
8回途中からマウンドに上がったマルティネス投手が最後を締めて4-2でジャイアンツの勝利。
この瞬間に田中将大投手の日米通算200勝が決まりました。

日米通算200勝は野茂英雄氏、黒田博樹氏、ダルビッシュ有投手に続く4人目の快挙。
8月以降は試合を作りながらも、バックの守備に足を引っ張られたり、打線の援護に恵まれないなどで勝ち星に恵まれませんでしたが、今シーズン最後のチャンスをモノにしました。

高校時代は駒大苫小牧高校のエースとして甲子園優勝を経験し、2006年の高校生ドラフト1巡目で競合の末に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。
1年目から先発ローテーションに定着して11勝をマークし新人王。
その後も順調に勝ち星を積み重ねて、球界を代表する投手にまで成長。
2013年には24勝0敗と圧倒的な成績を残してイーグルスを初のリーグ優勝と日本一に導きました。

翌年からMLBのニューヨークヤンキースに移籍し、ここでも78勝を挙げて、一時はヤンキースのエースに。
そして、2021年に日本球界復帰をしましたが、なかなか勝ち星を伸ばす事が出来ず。
昨シーズンは未勝利に終わりイーグルスを退団。

今季からジャイアンツの選手としてプレー。
シーズン前半は移籍初登板こそ勝利投手になったものの、打ち込まれる試合が目立ち、長い間2軍生活へ。
そして、再び1軍に昇格して手にして金字塔。
本来ならイーグルス時代に達成すべき記録でしたが、満員の東京ドームで達成できた事は何かを持っているのでしょう。

田中将大投手、日米通算200勝達成おめでとうございます。
シーズン後半の投球が出来れば、来季もやれるはず。
200勝はあくまで通過点として、この先も勝ち星を積み重ねていってほしいと思います。

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